プリウスはダサい、、、のか?どうでもよくないか?

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皆さん冬のボーナスは入りましたか?公務員は管理職を除く一般行政職(平均年齢34.2歳)の平均支給額が約65万1600円だったらしいですね。

では公務員以外のボーナスはいくらだったのでしょうか。

下記の一般財団法人労務行政研究所の「東証第 1 部上場企業の 2021 年年末賞与・一時金(ボーナス)の妥結水準調査」を見ると以下のようになっています。

引用:https://www.rosei.or.jp/research/pdf/000080927.pdf

東証第 1 部上場企業 208 社を対象にした調査結果ですが、ボーナスの平均額は「71万5553円」(平均年齢38.7歳)のようです。この調査対象の208社ですが、「東証第 1 部上場企業(2021 年 9 ⽉ 30 ⽇現在で 2174 社)のうち、原則として労働組合が主要な単産に加盟している企業。」ということで、労働組合があるまともな企業と考えると、上場企業のうちのまともな企業のボーナスと考えてよさそうです。

いったんまとめますが、ボーナスは以下のようになっています。

公務員:65万1600円(平均年齢34.2歳)

一部上場企業:71万5553円 (平均年齢38.7歳)

平均年齢が異なると、金額も異なることを考えると、公務員と一部上場企業のボーナスは同じように見えます。

しかも公務員のボーナスは管理職を除いた平均なので、実態はもっと多いのかもしれません。一部上場企業に就職できないのであれば、公務員を目指すのはありだといえます。

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とまあ、ボーナスの話はここまでにして、先日会社の後輩と話していた内容について書いておきたいと思います。

後輩とボーナスの話をしていた際、その後輩も投資をしているのでボーナスは投資に使ったのかと思い、使い道について聞いたところ、貯金すると言っていました。

いつも投資の話や仮想通貨の話をしていたので、てっきり突っ込んだのかと思っていましたが、意外な答えでした。

その後輩は少し前に結婚していたので、家を買うためのお金を貯めているのかと思いましたが違いました。

どうも車が欲しいとのこと。

子供が産まれるから、大きい車を買うのかと思いましたが、子供の予定はなく、単純に今乗っているプリウスがダサいから買い替えたいとのことでした。

二世代前のプリウスに乗っており、走行距離も10万キロを超えている、シートポジションもしっくりこないし、奥さんもダサいと言っているから買い替えたいそうでした。

例えばコンビニとかに行った際、そのプリウスに乗り降りしている姿を見られるのが恥ずかしいらしく、ほかの同年代の人に「あれ親の車じゃね?」となめられるのが嫌だそうです。

個人的には自意識過剰なのではないかと思ったりもしますが、その車は本当に奥さんの親御さんからもらったものらしく、それだったら真実なんだから、そう思われても良くないか?と思ったりもするのですが、本人としてはそうはいかないらしいのです。

私が勤めている会社は確かに給料は良いし、中には高級な国産車や外車に乗っている人もいて、2世代前のプリウスは正直あまり見かけないかもしれません。

以前まで彼はそのようなことを言っておらず、むしろ普通に生活を楽しんでいたようですが、おそらく周りを見て感化されてしまったのだろうと私は思ってしまいます。(彼が思うのはとにかく、奥さんも恥ずかしいと思うのはどうなんだかなと思ったりもしますが。)

私の妻なんかはその話をしたときに、車なんか乗れればいいじゃないと言っていましたが、私の家は現在安い車ではありますが外車2台(どちらも中古で購入した車)なので、古い国産車に乗っている人の気持ちは厳密にはわかりません。

また、彼の場合、奥さんのお父さんが中古車販売店を経営していたようで、頻繁にポルシェなんかを買い替えていたらしいのですが、その義父からたまにポルシェを貸してもらって運転していたようで、味を占めてしまったような感じがします。

現在は義父も年なので店をたたみ、ポルシェなどの高級外車を貸してもらえることはなくなったそうですが、それが一因で高級車に飢えているのではないかと思われてしまいます。(奥さんも一種その感覚が残っているのかもしれません。)

私も独身時代、結婚するためにと思ってBMWに手を出して、ある意味無事に(?)女性と知り合えて、結婚することができましたので、その感覚は理解できます。(初めて買いに行ったときは、これが俺の車になるのか~と感慨深かった思い出もあります。)

ステータスとして車で優越感を見出す感覚は理解できますが、プリウスに乗って恥ずかしいと思うのは、車に彼は溺れてしまったのだろうと思われました。

個人的には普通の車に乗って、普通にストレスなく生活できる感覚というのは、ものすごく大事だと思っていますが、彼はプリウスに乗って生活するのが既にストレスになっており、もしかしたら戻れないかもしれません。(正直結婚してるんだからもうどうでもよくないかとは思ってしまうのですが、、、)

私の場合はBMWに乗ることはある意味手段であって、結婚することが目的だったのでそう思うわけですが、彼、というかもしかしたら大半の人がそうかもしれませんが、高級外車にのること自体にステータスを感じる人は乗ること自体が目的なのかもしれません。

以前以下のような記事を書きましたが、まさに目的と手段が一致してしまっている場合、際限がなく幸せにはなれない気もします。

また、彼に子供ができた場合、高級外車に乗る選択肢も徐々に狭まっていきそうで、さらにストレスが溜まりそうな気もします。

要は初めから高級外車を乗る感覚なんかわからなければ良かったわけですが、自分の考え方や感覚をセルフコントロールできないようであれば、初めから高級外車に乗らなければよかったのにとも思ってしまうわけです。

彼は現在ストレスを抱えたまま、ボーナスを貯金しているわけですが、果たしてそれは幸せなのか。

今結婚していて、普通に生活できていること。それ以外のことは情報としてあまり入れないことが幸せなんじゃないかとも思ったりしますが、人それぞれなのかもしれませんね。

ただ、少し前に読んだDie with zeroという本になぞらえてみると、二人の思い出を作るためにここは乗る一択なのかもしれません。

人生は先が長いので、後々自分がどう考えるのかよくわからないものですが、後悔しないようにいきたいものではあります。

とりとめもない話になってしまいましたが、自分がどう考えて生きていたのか、将来の自分が再度発見した時に面白そうなので書いてみました。

ご参考まで。(子供の話を最近書いてないから書くか、投資関係の話も調べられてないな、仮想通貨とかも市場全体が下がってきているのでそのあたりも調べてみたいが、、、)

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