【あらすじ】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 10|追跡者との死闘と一時的同盟
目次
- 不穏な訪問者と妖精の告白
- 追跡の理由と「Crystal Union」
- 即席の同盟と追跡者迎撃
- 戦利品と装備更新
- Q&A(初心者向け)
- 用語集
1. 不穏な訪問者と妖精の告白
夜明け前、ビョルンはエルウェンを揺り起こすが、彼女はわざと眠ったふりをしていた。
理由は「目を開けたら夜の仲間契約が終わってしまうから」。
さらに、先ほどの二人組は、以前彼女を襲った人間と同じ紋章を持つ組織の仲間だと判明する。
2. 追跡の理由と「Crystal Union」
エルウェンは初日に「Crystal Union」という迷宮1階層で活動する集団に襲われ、反撃で加害者の急所を切断してしまったという。
その結果、組織全体が彼女を追跡している。通信にはメッセージストーンという魔道具が使われ、300m範囲で情報共有されていることも判明。
3. 即席の同盟と追跡者迎撃
状況を把握したビョルンは、エルウェンに同盟を提案。
条件は「迷宮脱出まで」「戦利品はビョルン9割、エルウェン1割」という極端な配分だが、エルウェンは即同意する。
暗い通路で待ち伏せ、ビョルンの合図でエルウェンが炎の精霊矢を放ち、追跡者の額を貫く。
ためらわず即撃した彼女の判断は、ビョルンからも高評価を受けた。
4. 戦利品と装備更新
追跡者の遺体から入手した戦利品:
- レザー上下装備(エルウェン用に調整)
- ベルト
- ダガー2本
- 大きめの魔力石袋
- 回復ポーション
- メッセージストーン
装備更新により、エルウェンの見た目は観光気分の妖精から戦場に立つ戦士へと一変する。
メッセージストーンからは「追跡者が消息を絶ったため、全員がゴブリンゾーンに集合せよ」という通信が流れていた。
5. Q&A(初心者向け)
Q1. Crystal Unionとは?
→ 迷宮1階層で活動する冒険者集団。徒党を組み、標的を集団的に狩る傾向がある。
Q2. メッセージストーンは何?
→ 300m以内の同調石と通信できる魔道具。追跡や連携に非常に有効。
Q3. ビョルンはなぜ戦利品配分を9:1にしたの?
→ 彼の圧倒的戦闘力と主導権を示すため。また、リスクと負担の多くを自分が背負うから。
6. 用語集
- 夜の仲間(Night Friend)
迷宮内で互いを守る一時的パートナー。信頼が必須だが、裏切りも多い。 - Crystal Union
冒険者集団。敵対すると集団リンチの危険がある。 - メッセージストーン
魔法通信アイテム。閉鎖空間での追跡に極めて有効。
次回予告
Episode 11では、「ゴブリンゾーン集合」の指令により、ビョルンとエルウェンは多数の敵が待つエリアに向かわざるを得なくなる。
二人の即席コンビは、この危機をどう切り抜けるのか。