2nd Floor → Return → Rafdonia。
二人運用の精度を上げ、街に戻って手続きを締め、ラフドニアで“政治と相場”に触れる前段です。各話直下に**“本話のパーティ(動き)”**を入れて、誰が動いていたかを即確認できるようにしました。
- 目次
- 第11話「2nd Floor (1)」 <a id=”ep11″></a>
- 第12話「2nd Floor (2)」 <a id=”ep12″></a>
- 第13話「2nd Floor (3)」 <a id=”ep13″></a>
- 第14話「Return (1)」 <a id=”ep14″></a>
- 第15話「Return (2)」 <a id=”ep15″></a>
- 第16話「Return (3)」 <a id=”ep16″></a>
- 第17話「Rafdonia (1)」 <a id=”ep17″></a>
- 第18話「Rafdonia (2)」 <a id=”ep18″></a>
- 第19話「Rafdonia (3)」 <a id=”ep19″></a>
- 第20話「Rafdonia (4)」 <a id=”ep20″></a>
- ここまでのポイント <a id=”points”></a>
- よくある質問(FAQ) <a id=”faq”></a>
目次
- 第11話「2nd Floor (1)」
- 第12話「2nd Floor (2)」
- 第13話「2nd Floor (3)」
- 第14話「Return (1)」
- 第15話「Return (2)」
- 第16話「Return (3)」
- 第17話「Rafdonia (1)」
- 第18話「Rafdonia (2)」
- 第19話「Rafdonia (3)」
- 第20話「Rafdonia (4)」
- ここまでのポイント
- よくある質問(FAQ)
第11話「2nd Floor (1)」 <a id=”ep11″></a>
ビヨルンとエルウィンは、二人だけで迷宮2階層の外縁を回すテストに入る。前は受けと分断、後ろは射線確保と制圧。合図は短文コールで固定し、足を止めない。戦って勝つよりも、戦う前に事故を起こさないことを優先し、面制圧→回収→離脱のテンポを揃えていく。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン(前衛/受け・分断)、エルウィン(後衛/弓・精霊)
- 一時参加:—
- 別行動・待機:—
- 備考:二人運用の基本手順を固める
第12話「2nd Floor (2)」 <a id=”ep12″></a>
ボトルネックは補給と睡眠。二人は夜番交代契約を継続し、罠の少ない導線の反復運用で体力の消耗を抑える。獲物は回収効率重視で選び、撤退ラインは常に上方修正。エルウィンは小口で即時返す姿勢を崩さず、ビヨルンの“恩を軽く回す”作法と噛み合いがよくなる。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン、エルウィン
- 一時参加:—
- 別行動・待機:—
- 備考:補給=撤退条件として扱う運用に移行
第13話「2nd Floor (3)」 <a id=”ep13″></a>
深追いは負け。二人は面制圧→回収→離脱のループを短縮し、遭遇の波に飲まれる前に動線を切るやり方を徹底。疲労と消耗を見て、ビヨルンは**計画的撤退(Return)**を提案。戦果を持ち帰って次の遠征に繋げる発想は、ここで定着する。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン、エルウィン
- 一時参加:—
- 別行動・待機:—
- 備考:Return判断/ループ短縮の確認
第14話「Return (1)」 <a id=”ep14″></a>
帰還ルートの管理が主役。人が多い導線は避け、止まらない=防御の原則で街へ。戦果の分配・借りの清算・次の再会方法を先に決め、揉める火種を潰す。帰り道の事故を減らすことこそが、次の遠征の最短ルートだと二人は確認する。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン、エルウィン(帰還)
- 一時参加:—
- 別行動・待機:—
- 備考:帰還導線の選別/清算手順の先出し
第15話「Return (2)」 <a id=”ep15″></a>
街では手続きが戦力。換金・検分・税に加え、受付筋との連絡線を整える。契約文言は短く分解(誰が/いつ/どこまで/何を)して口約束の揺れを潰す。ビヨルンは**“野蛮に見えて手続きに強い”**印象を刻み、街中の小さな便宜を積み上げる。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン(手続き対応)
- 一時参加:受付・検分担当(事務的関与)
- 別行動・待機:エルウィン(街中別行動)
- 備考:契約短文化/口約束の罠を排除
第16話「Return (3)」 <a id=”ep16″></a>
街サイドの探索者や顔役と接点が増える。エルウィンの姉ダリアとも線が繋がり、二人は**“また組める”別れ方**で一旦解散。ビヨルンは次遠征の資金計画と装備更新を静かに詰め、二人運用→小規模チームへの拡張を視野に入れる。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン
- 一時参加:ダリア/街の探索者数名(短時間の面談・調整)
- 別行動・待機:エルウィン(姉妹側で調整)
- 備考:再会前提の解散/次遠征の設計
第17話「Rafdonia (1)」 <a id=”ep17″></a>
舞台は首都ラフドニアへ。相場・慣行・序列を読み、強くて単純に“見せる”一方で交渉は手堅く。単独でも回る資金繰りを確保し、**“助けは小口で即時、恩は重くしない”**の原則を街でも貫く。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン(単独行動中心)
- 一時参加:市中の仲介人・商人(短いやり取り)
- 別行動・待機:エルウィン(別線で接続維持)
- 備考:相場・慣行に合わせた立ち回り
第18話「Rafdonia (2)」 <a id=”ep18″></a>
契約・保険・連帯責任の線引きを再確認。言葉は短く、撤退条件と分配基準を必ず最初に置く。街は迷宮より言葉の罠が多い。だからこそ短文コールの思想を契約にも持ち込む。もめ事は手順で消す。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン
- 一時参加:依頼主・仲介人(契約上の関与)
- 別行動・待機:エルウィン(城外)
- 備考:短文化を契約運用に展開
第19話「Rafdonia (3)」 <a id=”ep19″></a>
有力探索者アイナル・フェネリンの名が前面に出て、上位層の視線がビヨルンへ向く。魔術師ラグナ・リタニエル・ペプロックの噂も重なり、“役に立つ野蛮”というブランドが人脈と政治に接続し始める。ここで、実力だけではない立ち位置の設計が必要だと悟る。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン
- 一時参加:アイナル陣営の使者/ラグナ関係者(顔見せレベル)
- 別行動・待機:エルウィン(遠隔で連絡線維持)
- 備考:上位層の視界に入る前触れ
第20話「Rafdonia (4)」 <a id=”ep20″></a>
部族の名誉と都市の合理――二つの価値の交差点。族長サイドの規範を再確認しつつ、ラフドニアの現実に合わせた**“見せる野蛮、隠す理性”**を更新する。ここで次アークへの足場が固まり、二人運用から“仕組みで戦う”体制へ、静かに舵が切られる。
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本話のパーティ(動き)
- コア:ビヨルン
- 一時参加:部族側の使者・街の顔役(調整・儀礼)
- 別行動・待機:エルウィン(合流待機)
- 備考:名誉と合理の接続点を整える
ここまでのポイント <a id=”points”></a>
- 2nd Floor編で二人運用が完成に近づき、**“戦う前に事故らない”**が徹底される。
- Return編で帰還・清算・更新の手順が固まり、街=手続きも戦力だと分かる。
- Rafdonia編で相場と序列が見え、“役に立つ野蛮”が政治に接続。次章以降の運用拡張に備える。
よくある質問(FAQ) <a id=”faq”></a>
Q1. 11〜16話はずっと二人で動く?
A. はい。**二人運用+計画的撤退(Return)**が柱。街パートでは別行動になる回もあります。
Q2. ラフドニアで新しく増える要素は?
A. 契約・保険・序列・顔役。迷宮外の政治を短文化と手順で乗り切るスタイルが定着します。
Q3. アイナルやラグナはここで何をする?
A. 本格関与は先ですが、“上位層の視界に入る”前触れとして存在感が出ます。立ち位置の設計が課題に。
Q4. エルウィンはどれくらい関わる?
A. 2nd FloorとReturnでは実働の相棒。Rafdoniaでは距離を保ちながら接続し、再合流に備える形です。