【あらすじ】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 2|チュートリアル開始と死の洗礼
目次
- 森で目覚める主人公
- 来た覚えのない成人の儀
- 衝撃の処刑と「悪霊」判定
- 危機回避のための冷静な推測
- 新しい名前と武器選び
- Q&A(初心者向け解説)
- 用語集
森で目覚める主人公
まぶしい光に包まれ、気が付くと主人公は森の中に立っていた。
周囲を照らすのはLEDではなく松明の炎。そこには屈強な筋肉を持つ“バーバリアン”たちが集まり、中央には族長らしき人物が立っている。
状況を理解しようと目を閉じて記憶を探ると、つい先ほどまで『Dungeon & Stone』の最終ボス前にいたことを思い出す。だが今、自分の腕は巨大で筋肉質、上半身には刺青。どうやら自分自身がバーバリアンになってしまったらしい。
来た覚えのない成人の儀
族長の口から「今日からお前たちは戦士だ」という言葉が告げられ、一人ずつ武器を選ばせる成人の儀式が進む。言語は聞き覚えのないものだが、不思議と意味が理解できる。
そして、この場面は主人公がゲームで“バーバリアン種族”を選んだ時とそっくりだった。
衝撃の処刑と「悪霊」判定
儀式の途中、別のバーバリアンが「Dungeon & Stone」という単語を口にする。その瞬間、族長は彼を“悪霊に憑かれた者”と断じ、ためらいなく首をはねた。
血が飛び散る凄惨な光景。しかし主人公の頭に浮かんだのは恐怖ではなく、**「なぜ殺したのか」**という冷静な疑問だった。
この事件から3つの事実が判明する。
- ゲーム外から来た人間は“悪霊”と見なされる。
- それがバレれば即死。
- 今死んだのは、自分の代わりだった可能性が高い。
危機回避のための冷静な推測
族長が名前を呼び、呼ばれた者が前に出て武器を選ぶ流れ。だが主人公は自分の名前を知らない。間違えれば怪しまれ、先ほどの男のように処刑されかねない。
観察の末、**「呼ばれた後に2秒経っても誰も動かなければ自分の番」**という戦略を思いつく。そして「Bjorn, son of Jandel」と呼ばれた時、動く者はおらず、自信を装って前へ出ることに成功する。
新しい名前と武器選び
こうして主人公は“Bjorn Jandel”として成人の儀式を続行。武器選びでは、過去のプレイ経験から接近戦向きの武器がバーバリアンに最適と判断する。結果、誰も選ばなかった独自の武器を手にし、無事戦士として認められる。
物語の最後、暗い部屋でパソコン画面に「同期完了」「成人の儀式成功」などのログが流れ続ける描写が入り、現実とゲーム世界の境界がますます曖昧になっていく。
Q&A(初心者向け解説)
Q1. 「悪霊」とは何ですか?
この世界では、ゲーム外から来た存在を“悪霊”と呼び、即座に処刑対象とします。
Q2. 主人公はなぜバレなかったのですか?
名前を知らなくても、呼ばれてからの反応時間を観察することで、自分の順番を見極めたため。
Q3. 武器選びが重要なのはなぜですか?
バーバリアンは魔法が使えないため、近接武器による戦闘が生存に直結します。
用語集
- 成人の儀(Coming-of-age ceremony)
若者が正式な戦士として認められる儀式。武器選びがハイライト。 - Bjorn Jandel(ビョルン・ヤンデル)
主人公がこの世界で名乗ることになった新しい名前。 - 悪霊(Evil Spirit)
外部世界から来た存在への呼称。発覚次第、即処刑される。
次回予告
Episode 3では、初めての戦場とゲーム的ステータスの活用が描かれます。生き延びるために必要なのは、知識か、筋力か、それとも──。