【あらすじ】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 3|シールドバーバリアン誕生と迷宮への決断
目次
- 武器選びと「シールドバーバリアン」の誕生
- 現状整理と生存戦略
- ラフドニアの街への入場
- 迷子続出と主人公の機転
- 迷宮に入るべきかの葛藤
- アイナルとの会話と覚悟
- Q&A(初心者向け解説)
- 用語集
武器選びと「シールドバーバリアン」の誕生
成人の儀で主人公ビョルン・ヤンデルが選んだのは、大剣や斧ではなく盾だった。理由は3つ。
- 初期武器の中で盾は最も高く売れる
- 剣を使いこなせる自信がなかった
- 最終的に「盾バーバリアン」を目指していた
かつてゲーム内で試行錯誤の末に見出したビルドを、現実化した形だ。盾を手に席へ戻ると、周囲の視線が突き刺さるが、堂々と受け流す。
現状整理と生存戦略
儀式の最中に命を落としかけた経験から、主人公は現状を再整理。
光に包まれる直前、自分は『Dungeon & Stone』の最終ボス前にいたこと。そして、この世界に来た理由は不明だが、生き残るためには適応が必要であることを悟る。
ラフドニアの街への入場
儀式を終えた若き戦士たちは族長に導かれ、巨大な城壁都市ラフドニアへ。
かつてロード画面でしか見たことのない街並みが目の前に広がり、主人公も一瞬だけ感慨に浸るが、目的は「生存」であると気持ちを引き締める。
迷子続出と主人公の機転
街に入った直後、案内役のバーバリアンたちが相次いで道を間違える。リーダーが次々交代する混乱の中、主人公は冷静に状況を観察し、武装した人々の流れを追えば目的地(迷宮)に辿り着けると提案。これが見事に的中し、再び周囲から「賢者扱い」される。
迷宮に入るべきかの葛藤
目的地は「迷宮」。ゲーム内では月1回しか開かれないため、この機会を逃せば1ヶ月間、街で生計を立てる必要がある。
しかし、バーバリアンは普通の仕事に就けず、モンスター討伐で稼ぐしかない。仕事探しの不安と、迷宮での死のリスクの板挟みに悩む。
アイナルとの会話と覚悟
二度もリーダー役を務めた女戦士アイナルが、主人公に礼を言い「どうすればあなたのように賢くなれるか」と尋ねる。
主人公は何気なく「行動の前に考えろ」と答えるが、アイナルは深く受け止め、「生きて再会しよう」と迷宮へと消える。
残された主人公は、自分も選択の時だと悟る。
YesかNoか――結論は「Yes」。
恐怖を押し殺し、理性と経験を頼りに、ビョルン・ヤンデルは迷宮へ足を踏み入れる。
Q&A(初心者向け解説)
Q1. シールドバーバリアンとは?
攻撃力より防御力と生存力を重視したバーバリアンのビルド。盾を活用し、味方を守りつつ長期戦に強い。
Q2. なぜ迷宮に入らない選択肢が危険なの?
バーバリアンは戦闘職であり、一般的な職には就けない設定。迷宮に入らないと収入源を失い、飢えや病気で死ぬ可能性が高い。
Q3. アイナルはなぜ主人公を評価したの?
混乱の中で的確な判断を下し、迷宮への道を導いた知恵を見て「ただの力任せの戦士ではない」と感じたため。
用語集
- ラフドニア(Raphdonia)
巨大な城壁都市で、迷宮探索の拠点となる場所。 - 迷宮(Labyrinth)
モンスター討伐と資源採掘の場。月に1回のみ開放される。 - 盾バーバリアン(Shield Barbarian)
高耐久と防御性能を重視したバーバリアンの戦闘スタイル。
次回予告
Episode 4では、迷宮初挑戦で待ち受ける試練と、現実化したゲームシステムの恐ろしさが描かれます。盾は彼を守るか、それとも命を奪う枷となるのか――。