【ネタバレ&解説】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 36|ギルド(1)― 戦後処理と新たな疑惑
Surviving the Game as a Barbarian | Chapter: 36 | MVLEMPYR
Guild (1) "Hey! Mr. Yandel! Wake up!" Raven shook Bjorn by his shoulders. The rest of the colleagues who'd fainted, were waking up up one by one. "Miss Raven? W...
目次
- 戦闘後の余韻 ― ビョルン昏睡の理由
- 仲間たちの反応と「大戦士」の可能性
- ビョルンの覚醒 ― 三日後の目覚め
- 戦利品の分配と魔術師レイヴンの独走
- 帰還と査定 ― 金銭的な成果
- ギルドでの異変 ― 公権力による拘束
戦闘後の余韻 ― ビョルン昏睡の理由
吸血鬼公爵を討伐した直後、仲間たちは次々と目を覚ますが、ビョルンだけは眠ったまま。
レイヴンは冷静に状況を説明する。
- 彼の肉体は完全に回復している
- それでも目を覚まさないのは「精神的疲労」
- 極限の戦いを生き延びた戦士に起こり得る症例
つまりビョルンは、心が戦闘の代償を支払っている状態にあった。
仲間たちの反応と「大戦士」の可能性
アイナルは「ビョルンは大戦士だ!」と信じて疑わず。
レイヴンも内心、**「彼は本当に大戦士になるかもしれない」**と認めざるを得なかった。
バーバリアンの歴史の中で「王から大戦士の称号を得た者」は数少ない。
その偉業の可能性を、彼女は目の当たりにしてしまったのだ。
ビョルンの覚醒 ― 三日後の目覚め
深夜、ついにビョルンは目を覚ます。
しかし 昏睡は三日間 に及んでおり、探索時間はギリギリ。
目覚めた彼を待っていたのは――
- アイナルの膝枕(&最小限の布切れという羞恥プレイ)
- すでに仲間は帰還、戦利品の多くはレイヴンが持ち去っていた
戦利品の分配と魔術師レイヴンの独走
アイナルの説明によると:
- ムラド → 番号付きアイテムを入手
- レイヴン → 裂け目の石(リフトストーン)を独断で回収
理由は「自分が受けた被害の補填」。
しかし本当の報酬は―― ビョルンが吸血鬼(守護者)の聖水を得たこと。
彼自身も「これは公平」と納得し、強欲を抑える。
帰還と査定 ― 金銭的な成果
急ぎ探索を終えて帰還。
査定額は―― 231,520ストーン。
ただし今回は「聖水 ×2」の獲得が最大の収穫。
ビョルンにとってマナストーンの価値は、もはや副収入レベルになっていた。
ギルドでの異変 ― 公権力による拘束
査定後、窓口職員が妙な視線を送り、
隠しボタンを押したことで 警備兵が急行。
「そのバックパックの中身は何だ?」
「バーバリアン、ちょっと来てもらおうか」
抵抗する間もなく、ビョルンはギルドの権力によって拘束される。
――新たな章「ギルド編」が始まった。
まとめ
Episode 36は「戦後処理回」にして、次の大きな波乱の伏線。
- ビョルンは精神疲労で三日間昏睡
- レイヴンが戦利品を独占、だが聖水獲得でバランスは取れている
- 帰還後、査定は23万ストーン超え
- しかしギルドで拘束されるという新たな問題が発生
次回、ビョルンはギルドの尋問にどう対応するのか?
そして「監視者(Administrator)」の存在が本格的に関わってくるのか――。