【ネタバレ解説】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 47｜資産運用と装備更新、そして仲間との再会
目次
- 【前回まで】偽りの同胞タリカンと決別したビョルン
- 【資産状況】一夜にして億を超える資産家に
- 【ショッピング開始】拡張バックパックの購入
- 【装備更新】リュシニウム胸当てと大型チタン盾
- 【図書館での学習】「知らないことは罪」への実感
- 【ギルドからの手紙】ヒクロッド・ムラドとの再会へ
- 【まとめと考察】Episode 47が描く“準備”と“仲間探し”
【前回まで】偽りの同胞タリカンと決別したビョルン
Episode 46でビョルンは、同じ“悪霊（転移者）”であるタリカンと出会いました。
しかし彼の弱さと甘さを見抜き、決して仲間にはしないと断言。
最小限の施し（150,000ストーン）を渡しつつ、互いの道を分かちます。
そして本章47話では、彼が得た資金を元に 現実的な強化と仲間探し に動き始めます。
【資産状況】一夜にして億を超える資産家に
冒頭、ビョルンは自身の所持金を整理します。
- 魔石換金：230,000ストーン
- 撃破した金髪パーティの装備売却：800,000ストーン
- ギルドからの和解金：5,000,000ストーン
- レイヴンの機転による“脅し”報酬：1,000,000ストーン
- 宿屋からの補償金：30,000ストーン
さらに手持ちからアイナールへの報酬（300,000）とタリカンへの施し（150,000）を引いた結果――
総資産：約6,610,000ストーン
これは新人冒険者の水準を遥かに超えた莫大な資金。
ビョルン自身「3年間は迷宮に潜らずとも生きられる」と計算するほどでした。
【ショッピング開始】拡張バックパックの購入
まず訪れたのは アルミナス中央取引所（Arminus Central Exchange）。
ゲーム時代から馴染み深い“装備取引の中心地”です。
最初に購入したのは――
[拡張バックパック]
- 収納容量：ティア8相当（通常リュックの3倍以上）
- 付与効果：自動整理・個別出し入れ・軽量化（低）
- 購入価格：2,500,000ストーン
従来のリュックでは「後入れ先出し」でしか物を取り出せませんでしたが、このバックパックなら 必要なアイテムを個別で即取り出し可能。
さらに軽量化で持ち運びも快適。
「ゲーム時代は煩雑だったが、現実では命を左右する要素になる」
便利さと実用性を兼ね備えた“冒険者必須アイテム”を手に入れたのです。
【装備更新】リュシニウム胸当てと大型チタン盾
残りの予算4,000,000ストーンで、いよいよ本命の装備更新へ。
1. リュシニウム胸当て
- 材質：第2等級金属「リュシニウム」
- 特徴：鋼鉄の2倍の強度と軽さ、美しい白輝
- 購入価格：1,910,000ストーン
「心臓を守ることが、俺の[ダークオリジン]を最大限に活かす」
ヴァンパイアの聖水を得たビョルンは、心臓さえ無事なら死なない。
そのため心臓部を守る胸当ては最優先で選ばれました。
2. 大型チタン戦闘盾
- 材質：第2等級金属「チタン」
- 購入価格：2,100,000ストーン
- 装備効果：総アイテムレベル +315
ソロや二人組での戦いから、今後はパーティ戦が中心になると判断。
そこで攻撃力よりも 仲間を守る“生ける壁” を目指す決断をします。
「これからはDPS（火力役）ではなく、仲間を守る盾役になる」
結果、戦闘指数は527.75まで上昇。まさに一線級冒険者の装備水準に達しました。
【図書館での学習】「知らないことは罪」への実感
買い物を終えた翌日、彼が向かったのは 迷宮ではなく図書館。
読んだのは、
- 『冒険者ギルドの成立と発展』
- 『掠奪に関する判例研究』
- 『法律用語理解』
など、政治・法律に関わる本でした。
これは先日の“冤罪事件”を受けての行動。
「無知は罪だ」
ゲーム感覚ではなく、現実世界を生き延びるための知識 を身に付ける必要性を悟ったのです。
【ギルドからの手紙】ヒクロッド・ムラドとの再会へ
その日の夜、宿に届いたのはギルドからの手紙。
内容は―― 「ヒクロッド・ムラドが会いたい」 というもの。
ヒクロッドといえば、かつて「血の城塞」で共闘した 頼れるドワーフ戦士。
求人リストに名前があった時点で期待していましたが、いよいよ直接の再会が実現します。
そして酒場で顔を合わせた二人。
ビョルンの新装備に驚愕したヒクロッドは、思わずこう口にします。
「おい、なんだその装備は!?」
この場面で物語は次章へと続きます。
【まとめと考察】Episode 47が描く“準備”と“仲間探し”
今回の章のテーマは 「準備と布石」。
- 莫大な資金をどう使うか → 拡張バックパック＆高級防具で基盤を固める
- 個人から組織へ → 図書館で法律やギルドの仕組みを学ぶ
- 信頼できる仲間へ → ヒクロッドとの再会
これらはすべて、今後の 「三階層以降の大規模探索」 に繋がる要素です。
つまり47話は、ビョルンが “孤高の生存者”から“チームの盾役”へ と役割を変える転換点だと言えるでしょう。
今後の展開予想
- ヒクロッドを中心とした新パーティ結成
- ギルド内部の政治・法律問題が再び浮上
- 「五つ星評価」の正体が次第に明かされる
- 二等級金属の装備がどこまで通用するかが試される
次回Episode 48以降は、仲間選びとパーティ形成が大きな見どころになるはずです。
