【ネタバレ注意】『転生したらバーバリアンになった』第75話あらすじ
〜罠か救済か？“ゴーストバスターズ”からの招待〜
目次
- 第75話の概要
- 自称プレイヤーとの遭遇
- ビョルンの即断 ― 「悪霊狩り」への反撃
- 群衆と警備兵の前での立ち回り
- 露見した正体 ― 「悪霊ハンター」だった男
- 疑惑の払拭とビョルンの演技力
- 枕元の手紙 ― 英語で届いた“招待状”
- 「ゴーストバスターズ」とは何者か
- 考察：二重の罠、それとも仲間からの救済？
- 用語解説
- Q&A（初心者向け）
1. 第75話の概要
第75話「ゴーストバスターズ（4）」では、
- 自称プレイヤーとの危険な邂逅
- 悪霊ハンターの存在の露見
- 正体不明の“ゴーストバスターズ”からの招待
という、物語に新たな緊張感を加える三つの事件が描かれました。
2. 自称プレイヤーとの遭遇
処刑場の帰り道、ビョルンに声をかける一人の男。
彼はこう名乗ります。
- 「俺もアメリカから来た」
- 「同じプレイヤーだ」
- 「仲間の“協会”に入らないか？」
しかし、ビョルンはその発音の不自然さや不用心な態度から、即座に疑念を抱きます。
「これはプレイヤーではなく、悪霊狩りによる“囮”だ」と。
3. ビョルンの即断 ― 「悪霊狩り」への反撃
ビョルンは自らを守るために即決。
「族長は言った。悪霊は見つけ次第殺せ、と！」
そう叫びながら男を殴り倒し、敢えて群衆の前で「悪霊を暴いた」と演出します。
この行動はただの暴力ではなく、
「疑惑を逆手に取って自分の潔白を証明するための芝居」 でした。
4. 群衆と警備兵の前での立ち回り
- 「この男は悪霊だ！」
- 「自ら正体を明かした！」
と叫ぶことで群衆の同情と警備兵の注目を得たビョルン。
しかも、彼の名声「リトル・バルカン」が追い風となり、周囲の人々は疑いを彼ではなく男に向けます。
ここで 名声ステータスが持つ現実的な力 が鮮明に描かれました。
5. 露見した正体 ― 「悪霊ハンター」だった男
しかし倒した男の所持品から出てきたのは、
悪霊ハンターのバッジ。
つまり彼は「悪霊を狩る組織の一員」だったのです。
その上司も現れ、
「急成長した探索者は“悪霊”の可能性があるため、試すのが慣例」
と説明。
ビョルンは激昂したフリをして怒鳴り散らし、逆に相手を萎縮させます。
6. 疑惑の払拭とビョルンの演技力
- 「俺を悪霊扱いしたのは誰だ！」
- 「族長の教えを馬鹿にする気か！」
と声を荒げ、完全に“野蛮なバーバリアン”を演じ切ることで、疑いを払拭。
逆に「偉業を成し遂げた英雄」として持ち上げられる形で幕を閉じました。
彼の処世術が光った一幕です。
7. 枕元の手紙 ― 英語で届いた“招待状”
宿に戻ったビョルンは、自室のベッドで奇妙な封筒を発見。
中には――
- 英語で書かれた手紙
- 小さな錠剤のようなもの
内容はこうでした。
「もしこれを読めるなら、あなたもプレイヤーです」
「決して正体を明かしてはいけません」
「匿名で安全な“コミュニティ”があります。参加したければこの錠剤を飲め」
最後には、ふざけたように
「P.S. Rafdonia’s king, Mother fucker」
という一文まで。
8. 「ゴーストバスターズ」とは何者か
手紙の差出人は、“GHOST BUSTERS” と名乗る組織。
- 本当にプレイヤーが作った匿名ネットワークなのか？
- それとも悪霊ハンターが仕掛けた精巧な罠なのか？
判別はつきません。
しかし文章の書き方や英語の単純さから、ビョルンは「本物のプレイヤーからの可能性が高い」と推測します。
9. 考察：二重の罠、それとも仲間からの救済？
第75話は、二重の不安を描いています。
- 公然と罠を仕掛けてきた「悪霊ハンター」
- 匿名で接触してきた「ゴーストバスターズ」
前者は敵、後者は味方かもしれない。
しかしどちらも信用できない。
ビョルンはますます孤立を深め、
「より徹底的に“野蛮なバーバリアン”を演じ続けるしかない」
と心を固めます。
10. 用語解説
- 悪霊ハンター（Evil Spirit Hunters）
プレイヤーを“悪霊”として狩る組織。市民やギルドに深く根を張っている。 - ゴーストバスターズ
謎の匿名ネットワークを名乗る存在。プレイヤーを保護・交流させる目的か、それとも誘い込む罠かは不明。 - リトル・バルカン
ビョルンに新たに与えられた称号。伝説の英雄「バルカン」に由来。名誉と同時にリスクも大きい。
11. Q&A（初心者向け）
Q. なぜビョルンは男を殴り倒したの？
A. 自分が疑われないためです。あえて攻撃し「悪霊を倒した」と演出することで、逆に潔白を証明しました。
Q. 悪霊ハンターは敵？味方？
A. プレイヤー視点からすれば敵です。彼らは“悪霊＝プレイヤー”を見つけ次第処刑しようとしています。
Q. ゴーストバスターズは信用できる？
A. 現時点では不明。手紙の文面はプレイヤーらしいですが、罠の可能性もあり、次章以降の展開が注目です。
まとめ
第75話では、
- 悪霊ハンターとの命懸けの駆け引き
- ゴーストバスターズからの謎の招待状
という二つの衝撃的な出来事が描かれました。
名声と疑惑、敵と味方。
ビョルンは今後ますます危険な綱渡りを強いられることになります。
