【ネタバレ注意】『転生したらバーバリアンになった』第79話あらすじ
〜第三段階の刻印と、行政からの初任務〜
目次
- 第79話の概要
- 第三段階の不滅の刻印 ―「野性の魂」
- 新スキル【野性解放(Wild Release)】の真価
- 甘味処での依頼交渉 ― 行政職員シャビン登場
- 図書館司書ラグナの正体?
- 初依頼の内容 ― 下水道パトロール
- チーム・ミスフィッツも同行決定
- 下水道探索開始 ― 不穏な空気
- 用語解説(初心者向け)
- Q&Aコーナー
- まとめと次回予告
1. 第79話の概要
第79話「リクエスト(3)」では、
- 不滅の刻印・第三段階「野性の魂」の獲得
- 行政からの初依頼(下水道の巡回)
- チーム・ミスフィッツ全員参加での探索開始
が描かれました。
冒険の舞台が「迷宮」から「街」へと広がり、政治や行政に関わる動きが始まる回です。
2. 第三段階の不滅の刻印 ―「野性の魂」
朝一番で聖域を訪れたビョルンは、**第三段階の刻印(エングレイビング)**を受けます。
選択肢は3つ。
- 炎の魂
- 鋼の魂
- 野性の魂
彼が選んだのはもちろん 「野性の魂(Soul of Wildness)」。
結果、次のような強化を獲得しました。
- 【物理耐性・火炎耐性】大幅アップ
- 【脅威値(ヘイト値)】上昇
- 新スキル【野性解放(Wild Release)】習得
数値的にも+50のフィジカル強化が入り、総戦闘指数は 822 に到達。
盾バーバリアンとして完成度が一気に高まりました。
3. 新スキル【野性解放(Wild Release)】の真価
【野性解放】は脅威値を3倍にし、さらにフィジカルステータスが比例して強化されるスキル。
かつて両手剣ビルドで使うと「敵を集めすぎる」リスクがありましたが、盾ビルドの今は違います。
「リスクなし、リターン大」
さらに【巨大化(Gigantification)】と組み合わせれば、
- ヘイト吸収
- 瞬間的な肉体強化
- 味方の安全確保
というタンクとしての役割を完璧に果たせる布陣になります。
4. 甘味処での依頼交渉 ― 行政職員シャビン登場
依頼人は、ラヴィジョン行政局の秘書官シャビン・エミュエル。
場所はなんと甘味処「流れる水の約束」。
肉と酒を好むバーバリアンには不似合いな空間に、周囲の視線が突き刺さります。
依頼内容はこうです。
- 下水道パトロール
- 脱税者や犯罪者が潜伏している可能性があるため、定期的に探索が必要
- 前任の冒険者たちは「3階層事件」に巻き込まれて死亡
- 依頼報酬は20万ストーン
シャビンは「名誉と信用」の側面を強調します。
「行政局から依頼を受けること自体が報酬だ」
つまり、これは「実績作り」に近い任務です。
5. 図書館司書ラグナの正体?
今回、意外な情報が明かされます。
シャビン曰く、依頼を紹介してくれた司書の名前は 「ラグナ・リタニエル・ペプロク」。
しかも、どうやらただの司書ではない様子。
「貴族ではないが、何か秘密がある」とのこと。
今後、彼女の背景が大きな伏線になりそうです。
6. 初依頼の内容 ― 下水道パトロール
報酬は控えめですが、行政局からの正式依頼。
ビョルンにとっては「信用度を上げる」チャンス。
また、彼自身も「街での収入源」を模索していたため、願ってもない依頼です。
7. チーム・ミスフィッツも同行決定
この依頼、最初はビョルンが単独で受ける予定でした。
しかし仲間たちが次々と興味を示します。
- ドワーフ:「幽霊が出る下水道? 面白そうだ!」
- ドワーキー:「勉強疲れの気分転換に」
- ロトミラー:「複雑な地形は新しいスキルのテストに最適」
- ミーシャ:「犯罪者がいるなら一人で行かせられない」
こうしてチーム全員での探索となりました。
8. 下水道探索開始 ― 不穏な空気
下水道は想像以上に広大で、かつ暗く湿った空間。
- 汚水の流れる溝
- 狭い足場
- 松明の炎に揺れる影
典型的な「ホラー系ダンジョン」の雰囲気です。
さらにドワーフが「怪物の噂」を持ち出し、場の緊張感を高めます。
ドワーキーは「魔塔の廃棄物が混じって怪物化する可能性」を真顔で語り、ミーシャが怯える展開に。
ラストは――
「5人で歩いているのに、まるで本物のダンジョンに入ったみたいだ」
と不安を覚えるビョルンの独白で終了。
次回、大きな事件が待ち受けている予感を残しました。
9. 用語解説(初心者向け)
- 不滅の刻印(Undying Engraving)
段階的に受けられる儀式。肉体や耐性が強化され、特定段階で新特性を得る。 - 野性の魂(Soul of Wildness)
3段階目で選べる特性。脅威値が増加し、【野性解放】を使用可能。 - 野性解放(Wild Release)
一時的に脅威値を3倍にし、フィジカルも比例強化されるスキル。盾バーバリアンには最適。 - 脅威値(Threat Level)
モンスターの“狙いやすさ”を表す数値。タンク職は高いほど味方を守れる。
10. Q&Aコーナー
Q. なぜ行政局が探索者に依頼を?
A. 下水道は犯罪者の隠れ家になりやすく、兵士よりも探索者の方が適性があるため。
Q. 報酬20万ストーンは安い?
A. 戦闘型探索依頼としては安め。ただし「行政からの信用」という付加価値が大きい。
Q. 下水道に本当に怪物が出るの?
A. 前例はなく噂レベル。ただし本作は「噂が現実化する」ことが多く、フラグの可能性大。
11. まとめと次回予告
第79話では――
- 「野性の魂」獲得でタンク性能が完成に近づく
- 行政局からの初依頼(下水道パトロール)開始
- チーム全員での市街探索という新展開
が描かれました。
次回、第80話「リクエスト(4)」では、
👉 下水道探索の本番。噂の「怪物」や犯罪者との遭遇が待っている可能性が高いです。