転生したらバーバリアンだった
偉大なる遺産(5)|詳細完全版あらすじ
1. 城壁で倒れるレガル・ヴァゴス
迷宮閉鎖から約2時間後。
ノアークの城壁上で、アメリア・レインウェイルズは偶然にも**レガル・ヴァゴス(ドラゴンスレイヤー)**と遭遇します。
アメリア(心中)
「……まさか、ここで会うなんて」
- レガルは肩に槍が刺さったまま倒れており、全身傷だらけ。
- 彼女はまず脈を確認し、生きていることを確認。
- どうやら迷宮から脱出した直後にこの場所へ転移した様子。
アメリア:「ポーション、持ってる?」
レガル:「……腰に……」
アメリア:「そう」
アメリアは腰のポーチからポーションを取り出すも、与えません。
レガル:「……ポーショ……ン……」
アメリア:「……なぜ私が?」
そして、レガルが動揺した瞬間、アメリアは彼の装備をすべて没収します。
- 指輪
- ダガー
- 腕甲
- ネックレス
- サブスペースポーチごと
アメリア(小声):「ありがとう。ここで倒れてくれて助かるわ」
2. ノアークの錠印契約と“抜け道”
アメリアはノアークの「殺傷禁止契約」によって、この都市内では直接的に人を殺せない制約を負っています。
しかし今回は巧妙な“抜け道”を利用します。
- レガルが「槍を抜いてくれ」と自ら口にした
- 彼女は“要望に応じただけ”なので、契約違反ではない
つまり「槍を抜く → 大量出血 → 死亡」は合法的な間接殺害扱いになるわけです。
ただし、レガルはここで死なず、辛うじて生き延びました。
3. 記憶を奪う薬《レーテの祝福》
アメリアは決定的な一手を打ちます。
- ノアークの錬金術師が作った記憶消去薬《レーテの祝福》
- 通常は1時間〜1日の記憶を飛ばせるが、今回は最高品質版を使用
- レガルほどの魂ランク相手でも最大1週間の記憶を消せる
アメリア:「あなたはここで何もされてない。
……迷宮で全部失ったって、そう思うはずよ」
レガルは抵抗するも薬を無理やり飲まされ、意識を失います。
アメリアは装備一式を手に入れ、衛兵に見つかる前にその場を立ち去りました。
4. 星の加護の指輪、一本目が砕ける
場面はビョルン視点に戻ります。
- 教会で授かった**「星の加護の指輪」**
- レガル・ヴァゴスとの強制的な運命の邂逅(カルマ)を三度まで回避できるはずだった
しかし──
授与からわずか10分後、一本目が突然消滅。
ビョルン:「……嘘だろ、もう発動したのか?」
仲間たちも動揺しますが、ビョルンは冷静に分析します。
- レガルが意識を失い、アメリアに遭遇したことで**“会敵条件”を満たした**
- その結果、一回分の加護が自動的に発動した可能性が高い
つまり、残りはあと二回。
ビョルン(心中):「この指輪、いつまで保つんだ……?」
5. ドゥワルキーの遺産と新たな家
翌日、ビョルンたちは探検者ギルドから連絡を受けます。
- ドゥワルキーの遺産の相続者指定通知
- 受取人はビョルンたち4人に変更済み
- 遺書の更新日は「トロル戦の直後」
ロトミラー:「……あの時、覚悟してたんだな」
ビョルン:「……あいつらしい」
遺産には装備や家の権利書が含まれており、受け取った4人はしばし沈黙します。
6. アクロロングソードの秘密
その後、ビョルンはアクロロングソードについてクロヴィッツに相談。
- 本来の名称は**「ドラゴンソード」**
- ドラゴン族専用武具であり、通常の人間では使えない
- レガル・ヴァゴスが使えていたのは「竜の心臓を得たドラゴンキン」だから
- しかし、**“竜の呪い”**により完全には使いこなせていなかった
クロヴィッツ:「使えないなら、正規のドラゴン族に返還し、対価を得るのが最適でしょう」
この情報は、今後の大きな交渉材料となります。
7. ミーシャとの関係、ついに動く
最後に大きな転機が訪れます。
迷宮から戻った夜、酒場で仲間と別れた後、
ビョルンとミーシャが2人きりで帰路を歩きます。
互いに無言のまま、宿の前で立ち止まる2人。
ビョルンはふと、ドゥワルキーの遺言を思い出します。
ドゥワルキーの言葉
「……気づいてるなら、もう誤魔化すなよ」
そして、勇気を出して問いかけます。
ビョルン:「……ミーシャ。
俺を……男として好きか?」
一瞬の沈黙。
そして、ミーシャは頬を赤らめ、視線を逸らしながら小さく答えます。
ミーシャ:「……うん。
好き。男として……」
ここで物語は静かに幕を閉じます。
8. 148話の重要ポイントまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
アメリア vs レガル | 城壁上で偶然遭遇。レガルは記憶消去薬を飲まされ、装備を奪われる |
星の加護の指輪 | 三重のうち一本目が即座に消滅。残り2回 |
ドゥワルキーの遺産 | ビョルンたち4人が正式に相続。家や装備も含まれる |
アクロロングソード | ドラゴン族専用武具。レガルも呪いで使いこなせていなかった |
ミーシャとの進展 | ビョルンがついに気持ちを確認。ミーシャは肯定 |
9. 考察と次章への布石
148話は大きな伏線と関係変化が同時に進む回です。
- レガル・ヴァゴスの装備をアメリアが奪取 → 再戦時の戦力差が縮小
- 星の加護の指輪は残り2回 → レガルとの接触イベントは時間の問題
- ミーシャの恋愛ルート開始 → 仲間内の人間関係にも影響必至
- ドゥワルキーの遺産 → 今後の資金力と選択肢が大幅増加