転生したらバーバリアンだった
バーバリアンロード(5)|詳細完全版あらすじ
1. 族長になるという選択肢とその利点
前回、シャーマンから提案された 「族長になる」 という選択肢を、ビョルンは改めて考え直します。
族長になるメリット
- ① 神託を隠す必要がなくなる
今は「人間の神から神託を受けた」という事実を必死に隠しているが、族長になれば問題なし。 - ② 部族の古い慣習を変えられる
現行ルールは非効率なものが多く、探索者としても足かせが多い。 - ③ バーバリアンの秘宝(創世遺物)を自由に使える
族長になれば、古代から受け継がれる強力な遺物を好きに使える。
つまり、単に身を守るためではなく、戦略的な利益も大きいわけです。
族長の権力の大きさ
バーバリアン社会は非常に保守的で、基本的には長い歴史を重んじますが、族長の権限は絶大。
過去には一部の族長が新しいルールを導入した例もあります。
- 王に対する敬称の義務化
- 死者を神殿へ送る制度の導入
- 都市生活を許可するようになったのも最近の改革
ビョルン(心中):
「族長次第で、部族は変えられる。」
ただし問題は、族長になるためには実力が必要だという点です。
現族長は“第8層”まで到達した猛者。
同じレベルに到達するには、普通にやれば数年単位かかります。
しかし、ビョルンは別の道を考えます。
ビョルン(心中):
「第6層レベルでも族長になれる可能性はある。」
「力」だけでなく、「支持基盤」さえ築けば道はある――
そう判断し、部族内での影響力確保を次の課題に設定します。
2. アイナールとの再会と模擬戦
翌朝、ビョルンはアイナールの様子を探すため戦士の森へ。
葬儀の翌日、彼女は茂みの中で眠り込んでいました。
アイナールの変化
彼女はもう泣いていませんでした。
むしろ、キドゥバの死を受け止め、吹っ切れた表情をしています。
アイナール:「……ビョルン、なにか食べ物ある?」
ビョルン:「ああ、やっとバーバリアンらしくなったな。」
簡単な食事をとった後、アイナールは突然切り出します。
アイナール:「ビョルン、模擬戦しよう。」
ビョルン:「模擬戦?」
アイナール:「私があなたの足を引っ張らない戦士になれたか確かめたい。」
つまり、新チームに加わるための実力試験を申し出たのです。
模擬戦の結果
六ヶ月の鍛錬と魂継承で、アイナールは見違えるほど強くなっていました。
- テンパリングによる基礎ステータス大幅上昇
- キドゥバから受け継いだ第4級エッセンス
- 剣技も格段に進歩
ビョルン(心中):
「……強いな。ミーシャに匹敵するレベルだ。」
結果は互角。
ビョルンがギガンティフィケーションを使っているにもかかわらず、アイナールはしっかりと一撃を入れてきます。
ビョルン:「合格だ。次の遠征から一緒に来い。」
アイナール:「やった! 本当にありがとう!」
こうして、新チームの3人目が決定しました。
3. 新チーム編成の最終構想
現時点でのメンバーは以下の通り:
役割 | 名前 | 特徴・備考 |
---|---|---|
タンク | ビョルン | オーガ・ゴーレム・英雄エッセンス保持、火力兼任 |
近接DPS① | ミーシャ | 高火力の氷属性アタッカー |
近接DPS② | アイナール | 新規加入。爆発的なポテンシャル |
レンジDPS | アヴマン | 第5級探索者。ガイド能力あり |
残り1枠 | ??? | 魔法職を予定 |
最後の課題は「優秀な魔術師を仲間にすること」。
しかし、ここが一番の難関でした。
4. 若手バーバリアンへの影響力拡大
アイナールが荷物をまとめている間、ビョルンは支持基盤作りのための一手を打ちます。
それが カロン主導の若手訓練会への参加です。
カロン:「若き戦士たちに一言お願いします!」
ビョルン:「……いいだろう。」
若手バーバリアンたちはビョルンを「大戦士」として崇めており、彼の言葉に熱狂します。
ビョルン式・実戦講義
- 模擬戦をさせて戦闘感覚を磨く
- 「敵の頭をどう砕くか」を実演付きで指導
- カロンの偏った教育を修正
ビョルン:「金があるなら録画装置を買え。冤罪対策になる。」
若手戦士たち:「は、はいっ!」
これにより、若手の支持を一気に獲得。
「未来の族長候補」としての足場を固め始めます。
5. 現族長との衝突の予兆
訓練会が盛り上がる中、突如として空気が凍りつきます。
背後から強烈な殺気を感じたビョルンが振り返ると――
族長:「……ビョルン・ヤンデルの息子よ。」
そこに立っていたのは現族長。
顔には深い刀傷、無造作な三つ編み髭、そして異様な威圧感。
族長:「最近、ギルドから頻繁に問い合わせがあった。
それはお前の仕業だな?」
完全に問い詰める口調です。
周囲の若手戦士たちは一斉に沈黙し、カロンは青ざめて後退。
族長:「誤解される前に、説明してもらおうか。」
緊張が一気に高まります。
この瞬間から、ビョルンと族長の対立が本格的に始まろうとしていました。
153話の重要ポイント
項目 | 詳細 |
---|---|
族長になるメリット | 神託問題の解決・部族改革・遺物使用権 |
アイナール加入 | 強力な近接アタッカー。今後の主力候補 |
チーム構成 | タンク+近接DPS2+レンジDPS+魔法職(1枠残り) |
支持基盤作り | 若手バーバリアンを指導し「カリスマ」を確立 |
族長との対立 | 現族長がビョルンを警戒し始める描写 |
6. 次回154話の展開予想
- ビョルンと族長の直接対話
- 魔法職勧誘編がスタート
- 神託を巡る派閥対立が加速
- 「バーバリアンロード」への道がより明確に