1. 確定申告をめぐる状況
今年の確定申告の悩み
不動産投資(戸建て賃貸)収入の初年度申告で「減価償却」を正しく計上できるか心配。
以前の税理士(夫の会社の顧問)とは情報管理面での不安があり、今年は別の税理士を探すか迷っていた。
税務署の対面相談の予約方法が不便
自宅近くの税務署は、事前予約がネット等でできず、当日朝に整理券を取りに行かなければならない。
平日朝は子どもの送迎などで時間の都合がつかず難しい。
2. 不動産収入の書類集め
4月分の家賃収入明細を紛失したと思いきや…
管理会社に問い合わせたところ、4月は入居者がいなかったため「支払い明細自体が存在しなかった」ことが判明。
自分の勘違いに気づく。
書類集めは早めに完了
今年は1月中に必要書類をほぼ揃えられた。
不動産投資は経費や控除の知識がないと損をするので、YouTube等で勉強。
3. 税理士への依頼費用
ミツモアで見積もりをとった結果
5社からの見積額:おおむね17.5万~27.4万円ほど。
個人事業主向け相場なのか、想定より高く感じた。
最終的に以前の税理士から5万円の提案
情報漏洩の懸念はあるが、減価償却の初年度計算を安心して任せられることから再度依頼。
値段も格段に安く、今年だけお願いすることにした。
4. 今回の学び・今後の対策
1. 減価償却の初年度はミスると長期影響
間違えたまま申告すると、20年単位で修正が必要になるリスクがある。
専門家に任せる安心感は大きい。
2. 税務署相談のハードル
地域によってはオンライン予約が不可の場合も。
平日しか対応していないので、仕事や家庭の事情と両立が難しい。
3. 税理士の費用相場は思った以上に幅広い
個人事業と不動産所得で必要書類や仕訳数が変わり、見積もりが高額になりやすい。
交渉次第で費用が下がることもある。
4. 書類は早めに集めておくと余裕が生まれる
紛失かと思ったらそもそも存在していないケースなど、早めに確認すれば無駄な不安が減る。
不動産投資は経費になる項目が多いため、知識を得ておくほど得をする。
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まとめ
不動産投資の初年度確定申告は、減価償却の計上などミスが許されない部分があるため、税理士のサポートを受けるメリットが大きい。
税理士費用の相場は内容によって幅があり、複数見積もりを取ると大きな差が出る。
税務署への対面相談は地域差があり、事前予約が困難な場合も。平日朝の整理券配布など、忙しい人には高いハードルになる。
書類は1月中から集め始めるなど、早めに準備すると心の余裕が増す。
「最終的に去年と同じ税理士さんに、5万円でお願いすることに落ち着いた」という結論に至ったが、情報漏洩やコミュニケーションの問題など気になる点もあり、来年以降はまた見直しを検討する可能性がある。
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このダイジェストを見返すことで確認できること
1. 不動産収入の確定申告時の要注意ポイント
2. 税理士への依頼費用の相場や見積もりの取り方
3. 税務署相談の予約方法とその不便さ
4. 今後も税理士選びに注意が必要な理由
【ダイジェスト版】確定申告で税理士に依頼するか迷った話
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