俺の名はビヨルン。職業:バーバリアン。中身は元ゲーマーの男だ。
このダンジョン転移の世界で、俺が最初に“仲間”と呼べたのは、あの獣人の少女だった。
▶ 彼女の“耳”は、俺の目より正確だった
最初に遭遇したとき、彼女は俺の姿を見て一瞬で“敵か味方か”を判断しようとした。
震えながらも、彼女の嗅覚は冷静だった。
それは、どんな経験値よりも信頼できる“センサー”だと、直感した。
「…あなた、何か…変な匂いがします。けど、悪意はない」 ――ミーシャ(序盤のセリフ)
俺は、彼女の耳と鼻をパーティの“命綱”にすることに決めた。
そして、その判断は一度も裏切られていない。
▶ 俺が怪物でも、彼女は恐れなかった
この世界では“外見”がすべてを決める。
俺の見た目は筋骨隆々、完全に「敵」だ。
それでも彼女は、逃げずに、話しかけてくれた。
「私は、あなたに背を預けられると思っています」 ――ミーシャ(中盤のセリフ)
それを聞いた瞬間、俺はこの子を“守る”と決めた。
いや、守られてるのはむしろ俺の方かもしれないな。
▶ 健気で、努力家で、だけどちょっとポンコツ
索敵スキルが高く、冷静な判断力を持つ彼女だけど、「焼き魚を黒焦げにする」くらいには抜けてる。
そういうところが、“かわいい”と思ってしまう自分がいる。
感情を抑えているようで、尻尾や耳がピクピク動く。
そういう素直なところに…癒やされるんだよな、マジで。
▶ 彼女がいるから、俺は“ただのバーバリアン”で済んでいる
もしミーシャがいなかったら、俺はきっともっと早く暴走していた。
彼女の存在が、理性と本能のバランスを取ってくれてる。
…仲間とか、パーティとか、そういうものに最初は期待してなかった。
でも今なら、言える。
「俺は、ミーシャがいなかったら、ここまで来れなかった」 ――ビヨルン(心の声)
▶ まとめ:ミーシャは俺にとって“帰る場所”だ
- 彼女は強い。けど、その強さは「誰かのためにある」
- 俺が怪物でも、彼女は目を逸らさなかった
- 彼女の耳と嗅覚は、パーティの“第六感”
- 俺にとっての癒しであり、理性の錨
だから、もしこれから先…どんなエッセンスを手に入れても、
俺はこの“絆”を捨てない。彼女は、俺の戦友だ。