ニュースでよく耳にする「GDP(国内総生産)」は、むずかしく聞こえるけれど、じつは町のみんなで遊ぶ“おかいものゲーム”にたとえればカンタン! 本記事では、「GDP=1年間のお買いものスコア」という視点で、子どもも大人も笑顔で理解できるように解説します。
GDPってそもそも何?
- 正式名称:国内総生産(Gross Domestic Product)
- ひとことで言うと:「日本という町」が1年間で作ったり売ったりしたモノやサービスのお値段合計。
- 数字が大きい=「町がにぎやかで元気!」と判断するためのスコア。
GDPを“1年間おかいものゲーム”でイメージしよう
1. 舞台は「ニッポン町」
- 住民:家族、友達、お店、工場、農家、サービス業など。
- 期間:1年(お正月~大みそか)。
2. スコアのルール
- 町の中で売れたモノ・サービスの値段を足す。
- 海外に売った(輸出した)分も足す。
- 海外から買った(輸入した)分は引く。
スコア式∗∗GDP=国内で作って売った値段+輸出−輸入∗∗**GDP = 国内で作って売った値段 + 輸出 − 輸入**∗∗GDP=国内で作って売った値段+輸出−輸入∗∗
どうやって数える?3ステップ
ステップ | 具体例 | GDPへの影響 |
---|---|---|
① 国内で販売 | ケーキ屋の売上げ/ゲームソフト/美容院のカット代 | プラス |
② 海外へ輸出 | 日本製ロボットをアメリカに販売 | プラス |
③ 海外から輸入 | フランス産チーズをネット購入 | マイナス |
なぜGDPは大切なの?
- 経済の健康診断
- 「去年よりスコアUP=みんなの働きが活発」とわかる。
- くらしのヒント
- GDPが伸びる → 給料やおこづかいが増えたり、新しい遊園地ができたりするかも?
- 国際比較の物差し
- スポーツ大会の順位表のように、各国の“元気度”を比べられる。
ゲームのスコアに置きかえると…
- スーパーマリオでコインを集めるイメージ
- コインを多く集めるほどハイスコア!
- ニッポン町では
- ケーキ、ゲーム、散髪、輸出ロボットが“コイン”代わり。
クイズでおさらい!
シーン | GDPはどうなる? | 答え |
---|---|---|
① 近所のパン屋でパンを買う | 上がる?下がる? | 上がる |
② フランスのネットショップでチョコを注文 | 上がる?下がる? | 下がる |
③ 日本のアニメグッズを海外ファンに販売 | 上がる?下がる? | 上がる |
まとめ
- GDP=町のみんなの1年間おかいものスコア。
- 数字が大きいほど町がにぎやか&元気。
- ニュースで「日本のGDPが○○兆円」と聞いたら、ニッポン町の1年間のスコアをイメージしよう!
これであなたもGDPマスター。お子さんと一緒に「今日のニュースって、町のスコアの話なんだね!」と盛り上がってみてください。