沖縄への家族旅行の感想② ~2023.10.14~2023.10.21

Sunset Sand Beach Islands Leaf  - Kanenori / Pixabay その他
Kanenori / Pixabay

沖縄旅行の感想の続き。

沖縄に旅行に行っていろいろ施設に行ったわけだが、結局のところ、沖縄をもっと楽しむには沖縄にきたというかその空気感を楽しむのがよさそう。

今回は子供が小さいこともあるので、アクティビティ的なことは選ばなかったが、一棟貸の宿を選んだこともあって、子供たちは宿を非常に楽しんでいるように見えた。

現在我が家はアパートタイプの社宅に住んでいるので、走り回ったり基本出来ないし、ましてや庭もないので気楽に外に出るような感じではない。今回の宿では一軒家で庭もある宿を選んだので、すぐに庭に出て花を見たり虫を探したりすることができるし、下の階を気にすることもなく走り回ることができるので、非常に楽しそうにしていた。

また、そのためか、普段であれば私や妻にこっちに来てとかいうのに、今回の宿では自ら何かしているので、3歳の長女も1歳の長男も私たちの手から多少離れて、私たちは少しの間自由に寝っ転がったりスマホをいじったりできた。これもまた良い気分転換になった。

一軒家を購入すれば、一時はこのような生活を送れるのだなとも思われる。自分の好きなような時間が過ごせるのであれば、それは良い買い物だろう。

話がそれたが、沖縄でゆったりと楽しむのであれば一軒家タイプがよさそうだ。

ただ、面倒もあって、ご飯を作らないといけないということもある。うちは妻がやるので私は子供と遊ぶか寝転がっている。が、人によっては料理の手間が出てくるだろう。ただ、初日に那覇に泊ったので夜子供を連れて居酒屋に行ったが、子供たちがうろちょろするので正直落ち着いてご飯を食べることができなかった。隣の席に行こうとするし、頼むからじっと食べてくれといった感じだ。

それもあって初日以降は宿で調理したりスーパーで買ってきた刺身なんかを食べたりしたわけだが、やはりこれが一番落ち着いたので、一軒家の宿にしてよかったという感じである。

とまあ、旅行自体は楽しくやれたわけだが、今回移住先として沖縄はどうかという視点で見てみると、すこし辛そうに感じた。

私が本島出身というのもあるだろうが、やはり沖縄は、沖縄以外に行くのが圧倒的にきつくなるので、沖縄で完結できるようにしないと楽しむことができない。ずっと沖縄だけで過ごしても楽しく過ごせるなと自信を持つことができなかった。

沖縄自体は確かに良いところではある。しかし、それだけでは何か刺激が足りないように思われた。思えば過去にニューカレドニアのイルデパン(パン島)に行った際も、海などの自然がきれいで癒されはしたが、それだけではすぐに飽きてしまうというか、妻といったからまだ楽しめたが、これが何年先も続くと考えると、釣りやサーフィンが趣味でそれだけで十分だと思えれば別だろうが、私は耐えられないだろうなと思われた。沖縄はシングルマザーが多いようだが、娯楽の種類が少ないことも、もしかしたら関係しているのかもしれない。

本島にいれば東京、神奈川愛知、大阪、福岡等々バリエーションに富んだ各地に割とすぐに行くことができる。自然のアクティビティも少し遠いかもしれないが、沖縄のように楽しむことは可能だろう。そう思うと私は沖縄に移住しても、すぐに飽きてしまうのではと思ってしまった。

沖縄に適しているのは、ほかの娯楽などを知らず、釣りやサーフィンのみが趣味で、あとは夜にテレビやインターネットをしながら酒でも飲んで、というような人だろうと個人的には思ってしまった。行く前は私もそのうちの一人だろうと思っていたのだが、行った後に私はそういう人種ではないことに気づき、今回そのような気付きのあった沖縄旅行は、そういう意味でも良かったと言える。

沖縄に移住して、ふと何年か過ごして、あれ何やってんだろとか思い始めたらぞっとしたので、私には沖縄生活というか、沖縄に居を構えて、骨をうずめるのは難しいだろう。。。

まとめると、

今回は7泊8日で沖縄旅行に行ったわけだが、夏休みシーズンを外した10月半ばでも割と観光客はいた。(なので、シーズン中はやばそう)

小さい子供がいるならホテルよりも一軒家タイプのほうが良い。庭があれば、勝手に庭や家を散策してくれる。

今回天気はすべて晴れだったが、10月半ばでも気温も20~30℃程度で温暖というか日中は半そで半ズボンでよいし、天候も安定している。夜は羽織るものがあれば良いが、星を眺めるとかなければいらないかもしれない。部屋ではエアコンをつけたりしてたくらいだし。

あとそういえば書くのを忘れていたが、アシダカグモがめっちゃいて、日中見ることはほとんどないが、夜になるとほぼ100%の確率でどこかかしこの壁や天井でたむろったり歩いているのを見かけた。見慣れるとまあいいかという感じになるが、手のひらぐらいのサイズのアシダカグモが壁を這うのを見たときはさすがに肝を冷やした。3歳の長女がクモだと言って追いかけたが、速すぎて追うことができなかった、アシダカグモは大きいほうが速いということが分かったが、その手のひらぐらいのアシダカグモの動きは目で追うことが難しいぐらい速かった。虫が苦手な人は、覚悟して沖縄に行った方が良いだろう。

沖縄は良い意味でも悪い意味でも自然が豊かで、それ以上でもそれ以下でもない(これは私が行った範囲で私が感じたことなので悪しからず)。沖縄だけで完結して楽しめるような人でなければ移住はきついだろう。都会の喧騒が嫌という理由だけで移住するとおそらく嫌になってしまうだろう。私たちのように最低でも7泊8日、1か月くらい住むのがベストかもしれないが、それで適性がわかると思うので、移住を考えている人は長めに旅行に行ってみるのが良いだろう。

私には沖縄移住は厳しそうだ。ほかの可能性を探ろうと思う。

最後に、子供たちは沖縄の自然を楽しんでいたようなので、3歳や1歳の子供がいる人は、沖縄に旅行に行っても楽しめると思う。

以上。

タイトルとURLをコピーしました