2021年11月27日に仮想通貨の相場が大幅に下落した。
コインゲッコーのサイトを見ると以下のようになっている。
引用:https://www.coingecko.com/ja
通貨の数が増えているので参考値かもしれないが、時価総額が2兆7612億ドルから 2兆5903億ドル に減少している。パーセンテージにして約6.2%のお金が仮想通貨全体からなくなったことになる。
また、トップページの過去7日間を見るとほぼすべての仮想通貨で価格が下落していることがわかる。以下に30位までのキャプチャを載せる。
主に新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株の登場で、リスク回避から価格が下がったというが本当にそうなんだろうか。
上記の時価総額30位の仮想通貨を見ると、確かにほとんどの通貨で価格の下落がみられるが、一部影響が無いものも見受けられる。
まずステーブルコインであるUSDTやUSDCは一時下落しているが、すぐにもどっている。下落も1~3%であまり影響が無かったのでさすがといったところだが、ドル円で見ると以下のように、一気に2円も円高になっている。
仮想通貨からもお金が離れているし、ドルからもお金が離れている。ではそういった時の逃げ場である金なんかはどうだろう。
こうしてみると、少し早いが金からもお金が離れているように見える。
では世界最大の株式市場であるアメリカはどうだろうか。代表的な指数であるNYダウとNASDAQ指数をみると以下のようになっている。
・NYダウ
・NASDAQ指数
こうして比較するとどちらも11月26日になった途端から下落傾向になっている。
仮想通貨からもお金が離れているし、ドルからもお金が離れている。 株式からも逃げてるし、どこに行ってるのかね。メタバース関連なんだろうか。この全体として下がっているのにもかかわらず、上昇している仮想通貨があれば、それは強いということになるのだろうか、それとも単なるバブルなのか。
少し脱線してしまったが仮想通貨関連で見ていくと、11月27日の下落に関係ない、もしくはすぐ上昇に転じているのは以下の銘柄
14位:テラ(LUNA)
26位:ステラ(XLM)
27位:Internet Computer(ICP)
下落幅が小さいのでいえばソラナ(SOL)やエイダ(ADA)、アバランチ(AVAX)、クリプトドットコムチェーン(CRO)なんかもだろうか。ただ、全体的に11月27日以前の段階で下落傾向にある感じがする。
先ほどは30位までしか見なかったが、それ以下100位まで見ると以下のような感じ。
100位まででみると少し様子が変わってくる気がする。以下の銘柄は割と伸びている気がするな。
31位:ファイルコイン(FIL)
36位:ディセントラランド(MANA)
37位:The Sandbox(SAND)
43位:Gala(GALA)
44位:The Graph(GRT)
94位:Ethereum Name Service(ENS) これなんかよくわからんが伸びすごいな。
意外と60位のエンジン(ENJ)は伸びてないのか、すでに高いということなのか、ただ下落はそんなに大きくはない
な。
この辺りはすべての相場で価格が下落しているにもかかわらず、意外と持ちこたえた銘柄なので、仮想通貨の中では2021年11月28日現在流行っている部類なのかもしれない。長い年月その流行が続くのかどうかわからないが、少し掘り下げてみるのはありかもしれない。しかし、早く仮想通貨買ってみたいが、なんだか下げトレンドが続いている気がして手が出せないな。オーソドックスにビットコインやイーサリアム、リップルなんかを買ってはみたいのだが。。。