目次
- はじめに
- 常田大希のプロフィール・経歴
- King Gnuでの活動
- 音楽プロジェクト「millennium parade」
- 使用している楽器や音楽スタイル
- 最近のニュースやインタビュー(2024年~)
- Twitterトレンドから見る常田大希の魅力
- まとめ
1. はじめに
いまや日本を代表するロックバンドの一つとして大躍進中のKing Gnu。その中心人物であり、作詞・作曲・アレンジにとどまらず、多彩な楽器を操るマルチクリエイターとして注目を浴びているのが常田大希(つねた だいき)さんです。
さらに常田さんは自ら主宰するクリエイティブレーベル「PERIMETRON(ペリメトロン)」を通じて、音楽プロジェクト「millennium parade(ミレニアムパレード)」を手掛けるなど、新感覚の音楽と映像を融合した活動も展開中。
この記事では、そんな常田さんの生い立ちから、King Gnu・millennium paradeの活動概要、さらには使用楽器や音楽的ルーツ、最新のニュースやSNSでの話題などを詳しく掘り下げていきます。
2. 常田大希のプロフィール・経歴
- 生年月日:1992年5月15日
- 出身地:長野県伊那市
- 幼少期~音楽との出会い
- 幼少期より両親の影響で音楽に親しみ、5歳からチェロを習い始める
- クラシック音楽をバックグラウンドに育つが、中学生頃からロックやポップスにも興味を持つ
- 学歴・音楽活動の始まり
- 長野県内の高校を卒業後、**東京藝術大学 音楽学部 器楽科(チェロ専攻)**へ進学
- 「社会と結びついた音楽をしたい」という思いから1年足らずで中退を決意
- 本格的にバンド活動や楽曲制作をスタート
- Srv.VinciからKing Gnuへの転換
- 2013年頃から自身のプロジェクト「Srv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)」名義で活動
- メンバー編成などを経て2017年にバンド名を「King Gnu」に改名
- 2019年にはアルバム『Sympa』でメジャーデビュー
- PERIMETRON・millennium paradeの立ち上げ
- 同じく2019年、クリエイティブレーベル「PERIMETRON」を設立
- そこから派生する形で音楽プロジェクト「millennium parade」がスタート
- 映像やアートワークも一貫して手がけ、海外からも注目を集めている
Point: クラシック音楽を学んだチェリスト出身でありながら、ロックやヒップホップ、ジャズなどを大胆に取り込み、枠にとらわれない作品を生み出すマルチクリエイター。
3. King Gnuでの活動
3-1. 結成の経緯とメンバー
- 前身:Srv.Vinci
2013年頃、常田さんのソロ・プロジェクト的形態でスタート。 - 2017年にKing Gnuへ改名
- 常田大希(Gt&Vo)
- 井口理(Vo&Key)
- 新井和輝(Ba)
- 勢喜遊(Dr)
- メジャーデビュー:2019年1月アルバム『Sympa』
3-2. 楽曲制作と特徴
- サウンドの魅力
- ロックを基盤としつつ、クラシック、ジャズ、R&B、エレクトロなどジャンルの垣根を超えたミクスチャー感
- 「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と評される先鋭的なサウンド
- 常田さんは作詞・作曲・編曲のみならず、レコーディングのプロデュース面も担い、バンドを主導
- 代表曲
- 「白日」(2019年)
- ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』主題歌
- 大ヒットの結果、NHK紅白歌合戦に初出場
- ストリーミング再生1億回超えのロングヒット
- 「三文小説」(2020年)
- フジテレビ系ドラマ主題歌
- 「一途」「逆夢」(2021年)
- 劇場版アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』主題歌・エンディングテーマ
- ライブでのアレンジ
- ツインボーカル(常田&井口)の掛け合いや、ピアノ・ストリングスの重厚なアレンジを活かした独創的な演出が魅力
- 「白日」(2019年)
Point: 斬新かつ美しいメロディライン、スリリングなリズム、多面的なアレンジが特徴。常田さんの音楽的バックボーンが存分に活かされている。
4. 音楽プロジェクト「millennium parade」
4-1. プロジェクトの概要
- 発足:2019年、常田さん主宰のクリエイティブチーム「PERIMETRON」から派生
- メンバー
- 常田大希(プロデューサー)
- 映像ディレクターの佐々木集(PERIMETRON所属)
- デジタルアーティストの神戸雄平
- ボーカルのermhoi(エルムホイ)
- ギタリストのMELRAW、King Gnuメンバーの勢喜遊・新井和輝、ジャズ畑の石若駿・江崎文武 など
4-2. コンセプトと代表曲
- 「東京から世界へ発信する架空の未来都市のパレード」がテーマ
- ジャンルレスな実験精神で、音楽・映像・アートワークをワンストップで制作
- 代表曲
- 「Fly with me」:Netflixアニメ『攻殻機動隊 SAC_2045』OPテーマ
- 「U」:細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』主題歌(中村佳穂がボーカル参加)
- 「FAMILIA」:綾野剛主演『ヤクザと家族 The Family』主題歌
4-3. 独自の世界観
- 視覚面のこだわり:MVやライブ演出を中心に最先端のCGやアニメーションを導入
- 海外展開:NHK紅白歌合戦への出演を機に注目度が上昇し、世界規模でのコラボレーションやライブ展開を加速中
Point: millennium paradeは映像表現と音楽が一体となった“総合芸術”のような魅力を持つ。グローバルな活動にふさわしい実験的スタイルが特徴。
5. 使用している楽器や音楽スタイル
5-1. 多彩な楽器・機材
- 主な演奏楽器
- エレキギター:Fano製カスタムモデル、Fender Mustang など
- ベース:Fender Mustang Bass、Rickenbacker 4001 など
- チェロ、コントラバス、ドラム、ピアノ、シンセサイザーなど、幅広く担当
- ライブ演出
- エフェクターを多数使い分け、独特の音色を追求
- メガホンを使ってボーカルにエフェクトをかけるなど、パフォーマンス性にも富む
5-2. 音楽的ルーツ
- クラシック音楽
- ストラヴィンスキー、プロコフィエフなど
- チェロを軸に培ったアカデミックな素養
- ジャズ、ヒップホップ、ロック
- ジャズ:セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィス、ロバート・グラスパー
- ヒップホップ:ケンドリック・ラマー、フライング・ロータス
- 海外ロック/オルタナ:ジミ・ヘンドリックス、レッド・ツェッペリン、ニルヴァーナ、ゴリラズ、アークティック・モンキーズ、レディオヘッド、ジェイムス・ブレイクなど
- 日本のロック/歌謡曲
- BLANKEY JET CITY、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
- 井上陽水のような歌詞を書いてみたいと語る
Point: クラシックの緻密さとロック/ジャズ/ヒップホップの即興性・グルーヴ感を兼ね備えたサウンドが強み。「ジャンルを超えたアンサンブル」が楽曲の魅力を際立たせる。
6. 最近のニュースやインタビュー(2024年~)
6-1. グローバル展開と新プロジェクト
- 海外大手レーベルと契約
- millennium paradeが米国のEPIC Records、欧州のRCAと契約
- グローバル市場へ本格進出を表明
- 新曲「GOLDENWEEK」
- 2024年5月リリースの楽曲
- 独創的なMVも大きな話題に
- 世界ツアー “WHO AND HOW TOUR 2024”
- 2024年11月からメキシコシティ、ロサンゼルス、ニューヨーク、トロント、ベルリン、パリ、ロンドン、ユトレヒト、東京の9都市を巡る
- 約3年ぶりのライブ活動で、ほぼ全曲新曲という大胆な試み
- 海外メディアやファンも注目し、チケット争奪戦が予想される
6-2. 新曲・楽曲提供
- TBS系日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』主題歌「ねっこ」
- 2024年12月より劇中にてオンエア
- 「表に見えないが一番大事な部分である“根っこ”に、人の過去や経験を重ね合わせた」という思いを込めた一曲
- 最後で転調する仕掛けを入れるなど、常田らしいアレンジに注目
6-3. メディア露出と評価
- NHK Eテレ『スイッチインタビュー』出演(2024年6~7月)
- 声優・俳優の津田健次郎と音楽・表現論を語り合い話題に
- King Gnu 初の5大ドームツアー「THE GREATEST UNKNOWN」
- 2024年初頭に開催、圧巻のステージで好評を博す
- ファイナル公演はPrime Videoでも配信され、多くの視聴者が熱狂
Point: 2024年以降は国内外問わずプロジェクトを拡大し、新曲や世界ツアーなど話題が尽きない。メディアでも積極的に取り上げられ、インタビューなどを通じて常田のクリエイティブ哲学が語られている。
7. Twitterトレンドから見る常田大希の魅力
7-1. ファンとのやり取りでバズ連発
- 世界ツアー告知ツイート
- 「ほぼ全曲新曲というイカれたツアーになるのでイカれた人は来てください」と投稿し、瞬く間に拡散
- 津田健次郎との“兄弟ごっこ”
- 津田が「世界ツアー常田さん凄っ」とリプライすると、常田は「あにきぃぃぃ」と返し、仲の良さを感じさせるやり取りでファンが熱狂
- 誕生日ハッシュタグ
- 5月15日前後には「#常田大希生誕祭」がSNSトレンド入りし、多数の祝福コメントが寄せられる
7-2. SNSでの発信力
- ユーモアとクリエイティビティ
- 常田はSNS上で独特の言葉選びや面白い写真を投稿し、ファンを楽しませる
- 音楽だけでなくファッションやアートに関する呟きも多く、感性の豊かさを感じさせる
- ファンとの距離感
- 気さくなリプライやオフショット写真の公開など、SNSを通じた交流を大切にしている
- 「発信される情報の一つひとつが目が離せない」「ツイートのセンスが光る」などの声が絶えない
Point: 楽曲やライブだけでなく、SNSで見せる常田さんのパーソナルな部分やユーモアも大きな魅力。ファンとの繋がりが彼の存在感をさらに際立たせている。
8. まとめ
King Gnuやmillennium paradeをはじめ、多方面にわたって才能を発揮する常田大希さん。
- チェリスト出身というクラシックの素養を基礎に、ジャズ、ロック、ヒップホップなど多彩なジャンルを取り入れた独自の音楽性
- クリエイティブレーベル「PERIMETRON」を通じて、音楽と映像を融合させる新たな表現世界を構築
- 2024年以降は海外レーベルとの契約や世界ツアーなどグローバル規模での活躍を加速
- SNS(X/Twitter)でもユニークな発言や他ジャンルの著名人との交流が注目され、ファンを魅了し続けている
音楽シーンのみならず、日本発の総合アートプロジェクトとして世界に羽ばたく常田大希さん。これからの活動からも目が離せません。最新の動向はぜひオフィシャルサイトやSNSをチェックしてみてください!
参考リンク・公式サイト
- King Gnu Official Website
- millennium parade Official Website
- PERIMETRON Official Website
- 常田大希(@DaikiTsuneta)- X(旧Twitter)
※本記事は、各種メディアや公式情報、SNS投稿などを参考に独自にまとめたものです。正式なアナウンスや詳細は必ず公式サイト等でご確認ください。