― 痩せる仕組み・薬ごとの違い・料金・通販リスク・処方まで ―
✔️ この記事でわかること
- GLP-1/GIP-GLP-1薬の種類と作用メカニズム
- **ゼップバウンド(チルゼパチド)**新発売の概要
- 主要5剤比較:用量・費用・対象BMI・副作用
- 処方を受けるまでのステップ(保険/自由診療)
- よくある質問&トラブル回避Q&A
狙いキーワード:GLP‐1ダイエット/ゼップバウンド 料金/ウゴービ 日本/GLP-1 副作用/チルゼパチド 効果
1. そもそもGLP-1とは?【大分類】
中分類 | 小分類 | ポイント |
---|---|---|
ホルモン作用 | インスリン分泌促進 | 食後に血糖を下げる |
脳・胃腸作用 | 満腹中枢刺激/胃排出速度低下 | 食欲減退・満腹感アップ |
新世代:GIP+GLP-1 | チルゼパチド系 | インスリン作用を“Wブースト” |
2. ついに登場!ゼップバウンド【中分類】
- 発売日:2025年4月11日 CareNet.com
- 効能:肥満症(BMI 27 +合併症 or BMI 35以上)
- 投与:週1回2.5 mgから漸増(最大15 mg)
- 薬価:2.5 mgキット 3,067円〜15 mg 11,242円/回 CareNet.com
- 特徴:GIP+GLP-1の“デュアル”作用で**平均体重-18〜22%**が国際試験で報告。
3. 主要薬5剤スペック比較【小分類】
項目 | ゼップバウンド | ウゴービ | オゼンピック | リベルサス | マンジャロ |
---|---|---|---|---|---|
有効成分 | チルゼパチド | セマグルチド | セマグルチド | セマグルチド(経口) | チルゼパチド |
承認区分 | 肥満症 | 肥満症 | 2型糖尿病 | 2型糖尿病 | 2型糖尿病 |
投与 | 週1回注射 | 週1回注射 | 週1回注射 | 1日1回錠 | 週1回注射 |
対象BMI基準 | 27+合併症 / 35 | 35 | 制限なし | 制限なし | — |
1回コスト目安* | 3,000〜11,000円 | 8,000円前後 | 6,000円前後 | 500円前後 | 5,000円前後 |
体重減少率† | 15-22% | 15% | 5-7% | 5% | 10-15% |
主な副作用 | 吐き気・下痢・低血糖 | 同左 | 同左 | 胃もたれ | 吐き気・嘔吐 |
*薬価+診察料を含まない概算 †海外第III相中央値
4. 処方までの流れ(保険/自由診療)
大分類:保険診療 vs 自由診療
中分類 | 小分類 | メリット | 注意点 |
---|---|---|---|
保険診療 | 肥満外来・内分泌科 | 月1万円前後で継続可能 | BMIなど厳格基準&初診待ち |
自由診療(オンライン含) | 美容クリニック | BMI低めでも処方例あり | 1か月5〜10万円&偽薬リスク |
ガイドライン:「GLP-1薬の適応外使用は推奨せず」—厚労省・日本糖尿病学会声明 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構
5. よくある質問Q&A
Q. 副作用はどの程度?
A. 初期の吐き気・下痢は約2〜3割。大半は1週間で軽快。低血糖は糖尿病薬併用時が中心。東洋経済オンライン
Q. どこで手に入る?
A. ゼップバウンド・ウゴービともに保険適用の病院で処方。通販サイトは未承認輸入薬に該当しリスク高。
Q. 供給不足は解消した?
A. 米国ではセマグルチド製剤の不足が解消とFDAが発表(2025/2/21)Reuters。日本は新規発売で需給バランス要注視。
Q. 目標体重後はやめてもいい?
A. 中止後に平均60%が再増量。維持用量または生活療法の強化が推奨。
6. まとめ & 次のアクション
- 最速&最大減量を狙うなら ゼップバウンド が本命。
- BMI35未満ならまず保険適用要件を確認、自由診療は月コストと偽薬を要比較。
- 長期的には「食事・運動+維持量」でリバウンド防止が鉄則。
行動チェックリスト
- 体重・BMI・合併症をセルフ確認
- 肥満外来の初診予約(紹介状があると◎)
- 食事記録&運動ログを2週間付けておく
- 副作用と継続費用を家計にシミュレーション