【あらすじ】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 14|待ち伏せ、クロスボウ、そして“中指の合図”
目次
- エッセンスを巡る火種
- 逃走から一転、待ち伏せ戦へ
- ゴブリンと人間の挟み撃ち
- ゴブリンアーチャーの力 ― ステルス発動
- 赤髪リーダー率いる4人組
- Q&A(世界観補足)
- 用語集
1. エッセンスを巡る火種
エルウェンが手にしたゴブリンアーチャーのエッセンス。
その瞬間に現れた4人組冒険者が「それは俺たちの獲物だ」と詰め寄る。
しかしビョルンは「戦うか去るか」と真っ向から挑発し、カウントダウン。
相手は撤退を選んだものの、ビョルンは**「まだ終わっていない」**と警戒を強める。
2. 逃走から一転、待ち伏せ戦へ
帰還ルートを急ぐ中、異変発生。
普段なら先制発見できるはずのゴブリンが、今回は逆にこちらを先に察知。
しかも進行方向にクロスボウの矢が飛び、即座に伏せ回避。
ビョルンは「待ち伏せだ」と判断し、戦闘を避けて突破するのは不可能と結論づける。
3. ゴブリンと人間の挟み撃ち
状況は最悪。
- 前方:人間パーティのクロスボウ射手
- 後方:追撃してくるゴブリン集団(剣士2体含む)
ゴブリンの矢とクロスボウの連射を盾で受けつつ、ビョルンは傷を重ねながら数を減らしていく。
毒矢による麻痺で左腕はほぼ機能停止、それでも7体撃破。
4. ゴブリンアーチャーの力 ― ステルス発動
ビョルンはエルウェンに**エッセンスの力(Thief Step)**を使わせ、姿を消して待機させる。
彼女には「合図まで撃つな」と指示し、自ら囮となって敵を誘い出す。
ゲーム同様、静止するほど透明度が増し、森の闇に完全に溶け込む姿はまさに暗殺者。
5. 赤髪リーダー率いる4人組
ついに前に出てきたのは、赤髪のリーダーと侍風の剣士、盾剣の長身男の3人。
クロスボウ兵は依然として姿を見せず。
目的は単純――7日間の戦利品、装備、そしてエルウェン。
ビョルンは返事代わりに中指を高く掲げる。
その直後、遠くで弓弦の音が響き、反撃の狼煙が上がる。
6. Q&A(世界観補足)
Q1. エッセンスは他人が奪える?
→ 原則、触れた瞬間に吸収されるため奪取は不可能。今回はエルウェンが接触したことで即時習得。
Q2. クロスボウと弓の違いは?
→ クロスボウは弓よりも貫通力が高く、鉄板すら貫く威力を持つが、連射速度は遅い。
Q3. 冒険者同士の戦闘は日常的?
→ 特に高価な戦利品(エッセンスなど)が絡むと発生頻度が高く、迷宮内では法的制約も緩い。
7. 用語集
- ゴブリンアーチャー(Goblin Archer)
短弓、毒矢、ステルス魔法を操る変異種。狙撃能力が高い。 - Thief Step
ゴブリンアーチャーのエッセンスで得られるアクティブスキル。静止時に透明化。 - クロスボウ
水平に構えられた弓をトリガーで射出する武器。高威力だが、装填時間が長い。
次回予告
Episode 15では、ビョルンとエルウェンがついに反撃開始。
待ち伏せ側と囮役、そして透明な狙撃手――勝つのはどちらか。
戦いは人間同士の命のやり取りへと突入する。