【あらすじ】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 15|人間同士の死闘と帰還、そして“時間切れ”の別れ
目次
- 反撃開始 ― クロスボウ狙撃手の排除
- 乱戦の中の戦術と“燃える盾”
- サムライとの決着 ― 牙で引き裂く
- 戦後処理と帰還レース
- ポータル通過、そして別れ
- Q&A(戦術とスキル)
- 用語集
反撃開始 ― クロスボウ狙撃手の排除
ビョルンの指示通り、エルウェンはまずクロスボウ持ちを狙撃。
その一矢が敵リーダーの背後を揺さぶり、戦況に揺らぎを生む。
リーダーの注意が逸れた瞬間、ビョルンはシールドバッシュで突撃するも、回避され空振り。
しかしこれは囮行動であり、真の狙いはエルウェンの射線確保だった。
乱戦の中の戦術と“燃える盾”
敵の剣盾使い(長身男)は徹底して矢を防ぐ“防御専徹”。
だが精霊弓の炎矢によって盾が燃え、ついに装備を放棄。
エルウェンの矢が肩を射抜き、戦闘力を奪うことに成功。
サムライとの決着 ― 牙で引き裂く
リーダーはエルウェンを仕留めるため離脱、残されたビョルンとサムライが一騎打ち。
重い斬撃を受け止めつつ、フェイント混じりの擬似スマッシュから首根っこを掴み、
なんと自らの歯で喉笛を噛み千切るという野性味溢れる決着。
エルウェンも無事に相手を撃退し合流する。
戦後処理と帰還レース
戦利品(装備、魔法袋、バックパック)を回収し、残り時間40分で第一層ポータルを目指す。
疲労と荷物の重さに耐えつつ走り続け、残り2分で到達。
ビョルンは「抱擁も感傷も省略」で即ポータルへ飛び込む。
ポータル通過、そして別れ
第一層に戻った直後、残り時間は1分未満。
互いに再会を約束するが、ビョルンは集合時間を伝え忘れる痛恨ミス。
「ブラックホエール酒場で!」という場所だけを叫び、
迷宮閉鎖とともに別れが訪れる。
Q&A(戦術とスキル)
Q1. 精霊弓の“燃える矢”はどう機能する?
→ 精霊魔力によって木製装備や可燃物を発火させる特性。耐火金属には効果薄。
Q2. サムライとの戦闘で噛みつきは有効?
→ 鎧や兜のない部位(首など)に接近できれば致命打になりうる。ただしリスク高。
Q3. ポータルの締切は絶対?
→ はい。指定時刻を過ぎると層内に3日間足止めされる。
用語集
- シールドバッシュ(Shield Smash)
盾を武器として叩きつけ、相手を怯ませる近接戦術。 - 精霊弓(Spirit Bow)
使用者の精霊魔力を矢に込める武器。属性攻撃が可能。 - ブラックホエール酒場
ラフドニア市内にある冒険者御用達の酒場。パーティの集合・情報交換の場。
次回予告
Episode 16では、迷宮から地上都市ラフドニアへ帰還したビョルンが、
戦利品の換金、情報収集、そしてエルウェンとの再会の糸口を探すことになる。
しかしそこには、迷宮よりも厄介な“人間の社会”が待っていた――。