【あらすじ】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 18|ラフドニアでの取引と“税”の恐怖
目次
- 宿での検証と「サブステータス」の真実
- エルウェンとの戦利品整理と大金の入手
- 武具の換金と膨らむ資産
- 中央広場での衝撃 ― 税金と処刑
- 成長か、生存か ― ビョルンの新たな目標
- Q&A(サブステータス・税制・お金の使い方)
- 用語集
宿での検証と「サブステータス」の真実
宿に戻ったビョルンは、酔いで眠たそうなエルウェンに協力してもらい、身体能力の細かいステータスを観察する。
ゲーム時代から知る「柔軟性」「視力」「嗅覚」などのサブステータスが、現実でも実際の動作や習慣に影響することを再確認。
例:
- 柔軟性+4 → 回避率や着地時の衝撃吸収に直結
- 執着+7 → 甘いものへの異常な欲求として現れる
“ゲームでは曖昧だった要素が、現実では生活習慣に変化を与えている”ことが判明する。
エルウェンとの戦利品整理と大金の入手
翌朝、エルウェンのもとから持ち帰ったリーダーと弓兵のバックパックを整理。
武器、防具、消耗品を仕分けし、売却リストを完成させる。
この作業は一時間ほどかかったが、戦利品の多さに二人とも達成感を覚える。
武具の換金と膨らむ資産
街の武具屋・防具屋・雑貨屋を巡り、大量の戦利品を現金化。
- 武器類の売却額:350,000石
- 防具類の売却額:180,000石
- 雑貨・不要品:145,000石
合計で約67万石。
さらにこれまでの蓄えと合わせ、ビョルンの総資産は――
1,403,520石に到達。
エルウェンも自分の分け前を受け取り、思わず「夢みたい!」と喜ぶ。
中央広場での衝撃 ― 税金と処刑
資産に浮かれる二人の前で、突如広場で“公開処刑”が始まる。
罪状は殺人や強盗ではなく――
「納税不能」=税金滞納。
処刑台で首を刎ねられる人々、その血をパンに浸して食べる群衆。
“血を飲めば富を得る”という迷信が庶民に根付いていた。
エルウェンが震える中、ビョルンは冷静に確認する。
- 初年度税額:700,000石(種族によって差あり)
- 2年目以降:毎年増額(800,000石〜)+両替手数料
ここで彼は決断する。
「金を貯めて税を払う」よりも、早期に強くなり、上層へ進む方が合理的だと。
成長か、生存か ― ビョルンの新たな目標
「もしこの世界で一生暮らすとしたら?」という現実的な計算を試みたビョルン。
必要な生活費・医療・家・余生…
結論は――
「第六層まで到達すれば、一生を支える蓄えを得られる」
迷宮踏破と現実的な生存戦略が、ここでひとつ重なっていく。
Q&A(サブステータス・税制・お金の使い方)
Q. サブステータスはどう影響する?
→ 柔軟性=回避や着地時の耐性、嗅覚=追跡・判別力など、現実的な行動に直結。ゲームよりシビア。
Q. 初年度税は必ず払わなければならない?
→ 払えなければ即「死刑」。例外はなく、公開処刑で見せしめにされる。
Q. 大金はどう使うべき?
→ 貯金よりも「初年度のうちに自己強化」へ投資するのが鉄則。長期的にはその方が生存率が高い。
用語集
- サブステータス
メイン能力(体・心・能力)を細分化した隠し数値。現実では行動や癖に影響。 - 初年度税(First Year Tax)
ラフドニア市民に課される初回納税。額は約70万石。以降は毎年増加。 - 第六層(Sixth Floor)
生活費を賄う資産を得られるとされる階層。ビョルンが新たに設定した中期目標。
次回予告
Episode 19では、ビョルンがついに図書館で世界の歴史と迷宮の真実に迫る。
「ゲームと現実のズレ」の核心が少しずつ明かされていく。