『転生したらバーバリアンになった』小説版・第30話ロングあらすじ【初心者向け・保存版】

転生したらバーバリアンだった

【ネタバレ&解説】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 30|血の城塞ダンジョン編開始と“死肉の巨人”コープスゴーレム

Surviving the Game as a Barbarian | Chapter: 30 | MVLEMPYR
Blood Citadel (1) Every gamer has a habit of mashing the interaction key whenever a suspicious wall or an unusual sculpt...

目次

  • 血の城塞・インナーフォートレス
  • ダンジョン突入 ― 不気味な怪物たち
  • レイヴンの力と知識の本領
  • 最深部の悪夢 ― コープスゴーレム
  • パーティの瓦解とビョルンの覚悟
  • 用語解説
  • まとめ

血の城塞・インナーフォートレス

外郭を突破した一行は、次の舞台「インナーフォートレス」へ。
かつて騎士や兵士が駐屯していたであろう場所は、今や瓦礫と静寂に包まれた廃墟。

  • モンスターすらいない荒れ果てた空間
  • 目的は地下への通路の発見

レイヴンの知識に導かれ、一行は地下ダンジョンへの階段を見つける。


ダンジョン突入 ― 不気味な怪物たち

「Blood Citadel」第3章の幕開け。
そこは 拷問部屋のような地下迷宮 だった。

登場するモンスター:

  • スカルラット(骨だけのネズミ)
  • バンシー(怨嗟の亡霊、触れると“耐え難い体験”を与える)
  • キメラウルフ(四つ首の異形獣)
  • グールロード+配下のグール群れ
  • そして コープスゴーレム(死肉の巨人)

バンシー戦では、怯えるアイナルをよそにレイヴンが軽く一掃。
炎の魔法が通路を焼き尽くし、現実でも「ウィザードの強さ」を見せつける。


レイヴンの力と知識の本領

レイヴンはただの魔法火力ではない。

  • 広範囲魔法(フレイムバプティズム、メイジショット)
  • 状態異常解除、治癒
  • そして迷宮の地図を事前に把握

知識と経験、そして好奇心。
彼女の存在がなければ探索は進められないことを、ビョルンは痛感する。


最深部の悪夢 ― コープスゴーレム

地下奥深く、悪臭漂う空間で“それ”は待っていた。

「Daddy… Save me… Hurts…」

数百の死体を縫い合わせた巨大な異形。
無数の口が「助けて」「殺して」「痛い」と叫び続ける地獄の合唱。

これこそが 中ボス「コープスゴーレム」
ゲームでは有名イラストのネタモンスターだが、現実では想像を絶する恐怖の存在。


パーティの瓦解とビョルンの覚悟

戦闘開始直後――

  • ドワーフ・ムラッド:酸で両目を負傷し戦闘不能
  • レイヴン:悪臭に耐えられず嘔吐、魔法を使えず
  • ポーター:戦意喪失

残されたのは、ビョルンとアイナルのみ。

「Ainar!ドワーフを抱えて魔法使いを守れ!」
「俺が前に出る!」

本来なら上級冒険者たちが主力を担うはずの戦い。
だが崩壊したパーティの中、立ち上がるのは 二人の新人バーバリアン だった。


用語解説

  • インナーフォートレス:城塞内の第二防衛拠点。軍事施設が集まる。
  • バンシー:亡霊。触れると精神に異常をきたす危険存在。
  • コープスゴーレム:血肉の山で作られた人造モンスター。腐臭+酸攻撃が特徴。

まとめ

Episode 30では、

  • ダンジョンの本格探索がスタート
  • レイヴンの有能さと人間的な弱さが両面で描写
  • 恐怖の中ボス「コープスゴーレム」との邂逅
  • 崩壊するパーティの中でビョルンがリーダーとして覚醒

血の城塞はまだ中盤。
ここからが 生き残りを懸けた本番の戦い となる。

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