『Surviving the Game as a Barbarian』第56話あらすじ&解説|カルイの司祭の呪いと「魔女の森」突入
第56話「The Witch’s Forest (3)」では、前回逃亡したエリサ=カルイの司祭との戦闘後、呪いを抱えたままのビヨルンたちが 魔女の森 へと突入します。
今回は戦闘後の総括、カルイの司祭の脅威、そして魔女の森という新フィールドの恐怖が描かれる重要な章です。
目次
- 前回までのあらすじ
- 【戦闘の教訓】カルイの司祭の恐ろしさ
- 【後遺症】ビヨルンを蝕む15種以上の呪い
- 【進路選択】魔女の森に逃げ込む理由
- 【戦利品】略奪者の装備を剥ぎ取る
- 【魔女の森】特殊フィールドの効果
- 今回のまとめと次回予想
- 用語解説
- Q&A
1. 前回までのあらすじ
- エリサの正体は カルイの司祭(闇の神の司祭)。
- 《死者の呼び声》で仲間をアンデッド化し、ビヨルンたちを苦しめる。
- 消耗戦の末に勝利目前まで追い詰めたが、《霊体化》で逃亡。
- 「絶対に生かして帰さない」と宣言し、因縁を残して姿を消す。
2. 【戦闘の教訓】カルイの司祭の恐ろしさ
戦闘を振り返ると、勝利できたのは 武器没収 と 奇襲 のおかげ。
- エリサの杖を奪っていたため、魔法力が低下
- ビヨルンの「頭を潰す一撃」で蘇生が不完全に
- その結果、言語もまともに操れない状態に
もし完全体の状態で正面から戦っていれば、勝敗は五分。
最低2人は死ぬ という凄惨な戦いになっていた、と全員が振り返ります。
3. 【後遺症】ビヨルンを蝕む15種以上の呪い
しかし問題は戦闘後。
エリサが残した数々の呪いがビヨルンの体を蝕んでいました。
- 《エナジードレイン》:体力回復量減少
- 《小腐敗》:傷の回復速度減少
- 《追跡》:位置情報を敵に通知
- 《レイスウォーク》:動作時に痛み発生
- 《スタミナドレイン》:行動するたびに体力消耗
警告:15種類以上の呪いが蓄積。聖属性で浄化しなければ能力が恒久的に低下する恐れがあります。
仲間の魔法使いドワーキーには解除魔法の知識がなく、完全にお手上げ状態。
このままでは 生きながら消耗死 する危険が迫っています。
4. 【進路選択】魔女の森に逃げ込む理由
追跡を受けている以上、留まれば再襲撃の可能性大。
そこでビヨルンは提案します。
- 魔女の森 に入れば追跡が困難になる
- フィールド効果により呪いも一部打ち消される
仲間たちは悩みながらも賛同。
結果、彼らは 魔女の森へ強行突入 することを決断しました。
5. 【戦利品】略奪者の装備を剥ぎ取る
一方で探索者として忘れてはいけないこと―― 戦利品回収。
- ハンスらの装備を剥ぎ取り、換金額は合計600万ストーン超
- 1人あたり100万以上の収益見込み
- ただし「生きて帰って初めて意味がある」と全員が自覚
特にミーシャが「拡張型バックパック」を持っていたことが判明し、意外な一面も垣間見えます。
6. 【魔女の森】特殊フィールドの効果
5時間に及ぶ行軍の末、ついに「魔女の森」に到達。
突入時に発動したフィールド効果は以下の通り:
- 《方向感覚喪失》
- 《幻聴》
- 《幻覚》
- 《感覚過敏》
一歩足を踏み入れるだけで探索者を翻弄する「生きた迷宮」のような森。
しかしフィールド効果により、ビヨルンを苛む 外部呪いは一時的に打ち消される。
皮肉にも、呪いを逃れるためには呪いの森に入らざるを得なかったのです。
7. 今回のまとめと次回予想
- エリサ(カルイの司祭)の恐怖は未解決
- ビヨルンは15種以上の呪いで瀕死状態
- 唯一の救いは「魔女の森」による呪い打ち消し
- だが森自体が強力なフィールド効果を持ち、さらに危険
次回は――
- 森の中での最初の異常現象
- 新モンスターとの遭遇
- そしてエリサ再襲撃の前触れ
が描かれることになるでしょう。
8. 用語解説
- カルイの司祭(Carui’s Priest):闇神カルイに仕える隠し職業。神聖魔法と呪術を扱えるが、生贄を捧げ続けねばならない。
- 魔女の森(Witch’s Forest):第3階層に存在する特殊フィールド。常時デバフを与えるが、外部呪いを一時的に無効化する性質を持つ。
- 拡張型バックパック:重量や容量を増やせる高級アイテム。探索者の経済事情を反映する装備でもある。
9. Q&A
Q1. なぜ呪いを解除できなかったの?
A1. 仲間の魔法使いドワーキーは塔に所属せず独学で魔法を習得していたため、《呪い解除》を習得していなかったからです。
Q2. 魔女の森に入ることで呪いが消えたのはなぜ?
A2. フィールド効果が強力すぎて、外部から付与された呪いを上書き・相殺する仕組みになっています。
Q3. エリサは再登場する?
A3. 確実に再登場します。彼女は「絶対に逃がさない」と誓っており、カルイの司祭として今後のストーリーの大きな敵になるでしょう。