『Surviving the Game as a Barbarian』第57話あらすじ&解説|幻覚の森とハーフトロール戦、そして新たな探索者パーティ登場
第57話「The Witch’s Forest (4)」では、魔女の森に突入したビヨルン一行が、幻覚と方向感覚喪失に苦しみながらも戦闘をこなし、ついに ハーフトロール との戦闘に突入します。
しかし戦いの直後、予想外の人物が登場し――物語はさらに不穏さを増していきます。
目次
- 【呪い消失】代わりに響く幻聴
- 【真相発覚】エリサに狙われた理由
- 【魔女の森での初遭遇】妖精とハーフトロール
- 【激闘】ハーフトロール vs 探索者チーム
- 【決着と代償】限界ギリギリの勝利
- 【新たな脅威】6人パーティの登場
- 今回のまとめと次回予想
- 用語解説
- Q&A
1. 【呪い消失】代わりに響く幻聴
魔女の森に入ったことで、エリサが残した15以上の呪いは消滅。
しかし代償として森特有の フィールド効果 が発動。
- 《幻聴》:「死ね!」「母無し野郎!」といった嘲りの声
- 《幻覚》:視界が歪み、距離感も狂う
- 《方向感覚喪失》:まっすぐ歩いても同じ場所に戻る感覚
ビヨルンは笑って受け流すが、魔法使いドワーキーは嘔吐するほど消耗。
やはり 精神耐性の差 が大きく影響しています。
2. 【真相発覚】エリサに狙われた理由
休憩中、ドワーフが重要な事実を口にします。
- ビヨルンが昇格申請をした際、エリサが申請書を覗いていた
- そこには 「守護者の腕輪(No.3112)」 の所持が記載されていた
価値は 5000万ストーン。
まさに命を狙われるに十分な財宝であり、エリサが執拗に襲撃してきた理由が判明しました。
「財宝は不幸を呼ぶ」という格言が現実となった瞬間です。
3. 【魔女の森での初遭遇】妖精とハーフトロール
休息の後、初めて遭遇したのは 妖精(Fairy/9級モンスター)。
毒粉をまき散らすだけで脅威度は低いものの、群れる性質があり、その群れを狙う ハーフトロール が現れます。
- 身長2.5m、筋肉の塊
- 物理耐性と強力な再生能力を持つ
- 《狂乱(Frenzy)》で痛覚を消し、戦闘力を跳ね上げる
魔女の森に特有の強敵の一体です。
4. 【激闘】ハーフトロール vs 探索者チーム
戦闘は熾烈を極めます。
- ビヨルン&ドワーフ:盾役として耐える
- ドワーキー:詠唱に時間をかけつつ《氷槍(Ice Spear)》を準備
- ミーシャ:毒短剣で心臓を狙うが貫通できず
- ロトミラー:クロスボウで援護するが効果薄
最終的に――
ドワーキーの 強化氷槍 が頭部を貫き、撃破に成功します。
5. 【決着と代償】限界ギリギリの勝利
- ハーフトロールから落ちたのは「魔石」1つのみ
- 期待していた エッセンス(聖水) はドロップせず
チーム全員が疲弊し、魔女の森での戦闘の厳しさを痛感。
しかしビヨルンは「コープスゴーレムの痛覚耐性が役立っている」と実感します。
6. 【新たな脅威】6人パーティの登場
休む間もなく、新たな探索者パーティが登場。
- 通常のチームは最大5人だが、彼らは6人
- その中に、なんと エリサの生き残り仲間 の姿が!
- 「奴らが仲間を殺した!」と告発
しかもリーダーは レアスラス教会の狂信者。
彼らを「悪しき者」と断じ、戦闘が不可避の空気に――。
7. 今回のまとめと次回予想
- 呪いは消滅したが、魔女の森特有の精神攻撃が発動
- エリサに狙われた理由=守護者の腕輪
- 初の大敵「ハーフトロール」を撃破
- しかし直後に「6人パーティ」という異常事態が発生
次回は――
- 6人パーティとの衝突
- レアスラス教会という新要素の深掘り
- そして再び「カルイの司祭」の影
が描かれる可能性が高いでしょう。
8. 用語解説
- 守護者の腕輪(Guardian’s Bracers/No.3112)
超高額アイテム。5000万ストーン相当。探索者たちの命を狙う動機として十分。 - ハーフトロール
魔女の森限定の7級モンスター。再生力と狂乱状態による圧倒的火力を誇る。 - レアスラス教会
善神を奉じる宗教。信者は狂信的で、悪とみなした相手を容赦なく排除する。
9. Q&A
Q1. どうして6人パーティが存在するの?
A1. 本来のルールでは「結束魔法」により最大5人までですが、裏技や特殊条件で例外的に6人パーティが組まれる場合があります。
Q2. 幻聴は実害があるの?
A2. 精神攻撃として集中力や士気を削ぐ役割を果たしますが、ビヨルンのように精神耐性が高ければ無効化可能です。
Q3. エッセンスは落ちなかったの?
A3. 期待されたハーフトロールの聖水はドロップせず、代わりに魔石のみ。探索者としてはやや不運な結果でした。