【ネタバレ注意】『転生したらバーバリアンになった』第76話あらすじ
〜悪霊ハンターの誤算と“ゴーストバスターズ”の正体〜
目次
- 第76話の概要
- 秘密警備局の動き ― ビョルンは潔白か?
- 一方その頃、眠れぬ夜を過ごすビョルン
- 魔塔で明かされる「謎の錠剤」の正体
- 魂の世界 ― ゴーストバスターズの実態
- 飲むべきか、避けるべきか?ビョルンの選択
- 研究者たちの“本音”と名声の副作用
- 物語終盤の伏線 ― 「その人」は存在するのか
- 用語解説
- Q&A(初心者向け)
- まとめ
1. 第76話の概要
第76話では、
- 秘密警備局(王室直属の組織)の視点
- 魔塔での“錠剤”の正体解明
- ゴーストバスターズという集団の存在感
が描かれ、ビョルンの「疑惑」と「孤立」がさらに深まります。
2. 秘密警備局の動き ― ビョルンは潔白か?
ラフドニア王室直属の 秘密警備局。
部下からの報告を受けた上司は、録画水晶を用いてビョルンのやり取りを精査します。
- 誘いに即答で「何を言ってる?はっきり言え」と返す冷静さ
- 「族長は言った、悪霊は殺せ」と正面から殴りにいく豪胆さ
これらは悪霊(プレイヤー)特有の挙動とは正反対。
結論:
「ビョルン・ヤンデルは悪霊ではない」
こうして報告書に“潔白”の青い印が押され、疑いは一旦払拭されます。
3. 一方その頃、眠れぬ夜を過ごすビョルン
宿に戻ったビョルンは、前夜に受け取った手紙と錠剤のことを考え続け、眠れないまま朝を迎えます。
- 本物のプレイヤーの招待状か?
- 悪霊ハンターの罠か?
答えが出ないまま、情報を求めて魔塔を訪れることを決意。
4. 魔塔で明かされる「謎の錠剤」の正体
魔塔の研究者レイヴンが語った真相:
- 錠剤はただの毒ではない
- 服用すると魂だけが“特定の精神世界”へ移動する
- 毎月15日の深夜0時に強制的に召喚される仕組み
- そこで悪霊(プレイヤー)たちは情報交換をしている
ただし――
非プレイヤーが飲むと魂と肉体が分離し、そのまま死ぬ
過去にも何人も血を吐いて死んだ記録があると語られます。
5. 魂の世界 ― ゴーストバスターズの実態
レイヴン曰く、この錠剤は「悪霊たちの集会」に招待するもの。
そこでの姿は“魂”だけになるため、互いの本当の種族や素性は判別できない。
つまり――
完全匿名の情報交換ネットワーク というわけです。
これが噂の「ゴーストバスターズ」。
しかし味方か敵か、判断はつきません。
6. 飲むべきか、避けるべきか?ビョルンの選択
ビョルンの結論:
- 情報源としては魅力的
- 悪霊ハンターの動向やギルドの裏事情を知れるかもしれない
- ただし即服用は危険。招待者から身元を特定されるリスクもある
よって、3〜6か月は待ち、慎重に様子を見る と決意。
「急がば回れ」「Better safe than sorry」の精神を貫きます。
7. 研究者たちの“本音”と名声の副作用
魔塔を出る際、ビョルンは周囲の魔術師から熱い視線を浴びます。
- 「オーク英雄のエッセンスを持っているらしい」
- 「吸血鬼守護者まで持っている?」
前回はただの実験材料扱いだったのに、今や“貴重な被験体”として注目の的。
名声の高まりは尊敬と同時に、新たな搾取の危険も招く ことを痛感します。
8. 物語終盤の伏線 ― 「その人」は存在するのか
ラストは魔塔の上階にいる謎の人物の独白。
- 20年この世界で活動してきた古参プレイヤー
- 「あの人」=かつて膨大な攻略データをまとめた伝説の存在を探している
- しかし「本当に一人でやっていたのか?」と信念が揺らぎ始めている
ここで提示された“あの人”の正体は、今後の大きな伏線になるでしょう。
9. 用語解説
- 秘密警備局
ラフドニア王家直属の組織。悪霊=プレイヤーを監視・処刑する影の部署。 - ゴーストバスターズ
錠剤を媒介に集う匿名ネットワーク。プレイヤーのための“仮想精神世界”。 - 精神世界(スピリチュアル・ワールド)
魂だけが転送される次元。肉体は眠り続け、魂が帰れなければ死ぬ。
10. Q&A(初心者向け)
Q. ビョルンはもう疑われないの?
A. 秘密警備局の調査では“潔白”と判断されました。ただし油断は禁物です。
Q. ゴーストバスターズは味方?
A. 現状は不明。本物のプレイヤー組織の可能性が高いですが、罠のリスクも残ります。
Q. ビョルンは錠剤を飲むの?
A. すぐには飲まず、数か月は様子を見てからと判断しました。慎重な選択です。
11. まとめ
第76話では、
- ビョルンの潔白が公式に認められる
- ゴーストバスターズの存在が本格的に浮上
- “あの人”という新たな伏線が提示される
という大きな進展が描かれました。
名声を得たことで自由と危険を同時に背負うビョルン。
次回、彼がどのように「匿名の集会」と向き合うのか注目です。