『転生したらバーバリアンになった』小説版・第136話ロングあらすじ【初心者向け・保存版】

転生したらバーバリアンだった

バーバリアンとして生き残る – 第136話「オルクルス(2)」要約・考察【完全版】

Surviving the Game as a Barbarian | Chapter: 136 | MVLEMPYR
Orculus (2) Orculus (2) Emotions are contagious. If you see someone close to you crying, you feel sad, and if they're laughing, you feel happy. The same goes fo...

◆今回の要点

  • ロトミラーの「第六感」が警告 → チーム全員に緊張が走る
  • ラーケイズ迷宮の最終ボス「ミノタウロス」と激突
  • ドゥワルキーの魔法支援で圧倒的勝利、しかし本当の問題はここから
  • 出口のポータルが出現せず、先行きは不透明
  • ついに謎の男「オルクルス」と遭遇、全計画が崩壊する

◆ロトミラーの「第六感」が告げる異常

ラーケイズの迷宮を進むビョルンたちチーム《ミスフィッツ》。
彼らの不安は、ロトミラーの一言で決定的なものになります。

「理屈では説明できない。だけど……このまま動かなければ、きっと何か不吉なことが起こる」

ロトミラーはミミックのエッセンスから「第六感」を得た探索者。
これまで何度も危機を回避してきた経験があるため、彼の言葉は重みを持ちます。

そのため、最初はビョルンの警戒心を「考えすぎだ」と笑っていた仲間たちも、ここでようやく顔を引き締めます。

  • ミーシャ:「……じゃあ、すぐに動こう」
  • ヒクロド:「お、おう! もう一日耐えればいいだけだしな!」
  • ドゥワルキー:「僕も異論はないよ……」

『やっと危機感を共有できたな』

しかし、ビョルンは同時にこうも思います。
「ロトミラーが本能的な恐怖を口にする時は、本当にやばい状況だ」と。


◆最終ボス「ミノタウロス」登場

長時間の全力疾走を続けた末、チームは巨大な石造りの広間に到着。
しかし、入った瞬間に鉄格子が降り、3方向の出口がすべて封鎖されます。

「な、なに!? 閉じ込められた!?」
「全員、陣形を整えろ! 何か来るぞ!」

やがて轟音とともに、広間の奥にある巨大な石扉が開きます。
そこから現れたのは――全身を炎で包む巨大な怪物

「ミ、ミノタウロス!?」
「いや……普通じゃない、これは上位種だ!」

体高4メートル、両腕に握られた巨大な両刃斧、そしてイフリートの能力を持つ特別個体
ドゥワルキーは資料で得た知識をすぐに共有します。

「たぶん、これは『イフリートの皮膚(Burning Hide)』だ! 近接すると炎ダメージを受けるぞ!」


◆戦術の進化とチーム連携の完成形

ミノタウロスは圧倒的な巨体と炎をまとい迫ってきますが、
チームの連携はかつてないほど洗練されていました。

● 前衛:ビョルン+ヒクロド

  • ビョルン → 《不死刻印》第3段階で火炎耐性を確保
  • ヒクロド → 落雷スキル《ライトニング》で痺れを狙う
  • 2人で「タンク兼抑え役」として炎の突撃を受け止める

● 中衛:ミーシャ

  • 状態異常スキル《ポイズン・インフリクション》で毒を付与
  • 敵の動きを鈍らせ、弱点部位を正確に狙う

● 後衛:ドゥワルキー+ロトミラー

  • ドゥワルキー → 攻撃&支援の両立
    • 《コールドブラッド》で火炎耐性を全体に付与
    • 《スロウ》《ソフテン》《デテリアレーション》で徹底的に弱体化
    • 《アイススピア》と《ブリザード》で高火力を実現
  • ロトミラー → 後衛護衛と周囲警戒を担当

「よし、今だ、仕留めろ!」
「任せて!」(ミーシャ)

毒と氷魔法で削られたミノタウロスは、最後にアキレス腱を断たれ、巨体を崩して絶命します。

《ミノタウロスを討伐した。EXP +5》


◆圧倒的な力と不気味な静寂

戦闘はわずか10分未満で終了。
《ミスフィッツ》は過去最高の火力と防御力を発揮し、**“理想のパーティー”**へ進化していました。

『……これが本当のチームプレイか』

ビョルンは一瞬だけ感慨に浸りますが、すぐに現実に引き戻されます。
なぜなら――ポータルが開かないのです。

「え? 出口がない!?」
「まさか、まだ何か出るんじゃ……」

ロトミラーが冷静に推測します。

「恐らく、この迷宮の中心部に何か仕掛けがある」

マップを見ると、中央に不自然な青い点が記されています。
その地点を目指すべく、彼らは再び進軍を開始します。


◆そして現れる「オルクルス」

ミノタウロス戦の疲れを引きずりながら通路を進むと――
ビョルンたちの前に、3人の影が立ちはだかります。

  • 顔や腕に火傷を負い、異様な存在感を放つ男 → オルクルス
  • 黒衣をまとった老人 → 元大神官と思しき人物
  • 両腕を失い虚ろな瞳をした中年スカウト

「……あんたらか。ここに来るとはな」

オルクルスは笑みを浮かべますが、
その目には冷たい殺意と底知れぬ狂気が宿っていました。

老人が必死に懇願します。

「お願いです、彼らを見逃して……これ以上は――」

しかし、オルクルスは鼻で笑うだけ。

「ふざけるな。お前らがここにいる時点で、俺たちはもう敵同士だ」

この瞬間、ビョルンの背筋に冷たい感覚が走ります。
直感が告げていました。

『――この男に、今まで考えてきた作戦は通用しない』


◆今回の考察と伏線

1. オルクルスの危険度

  • 「第六感」で察知した“不吉さ”の正体はおそらく彼
  • 味方を生贄にしてまで目的を優先する冷徹さ
  • 高ランク探索者である可能性が極めて高い

2. 第三勢力の存在

  • オルクルスの言動から、さらに強い別チームが迷宮内に潜んでいる可能性
  • 3勢力がぶつかる三つ巴の展開になる予兆

3. ビョルンの直感の信頼性

  • これまでの経験則+高い基礎ステによる“感覚”
  • ほぼ間違いなく危険が迫っていることを示唆

◆次回(137話)予告

  • ビョルン vs オルクルス、最初の心理戦
  • オルクルスの「目的」と「能力」が判明
  • もう一つの“侵入者チーム”の正体に迫る
  • チーム《ミスフィッツ》は逃走か、交戦か、決断を迫られる
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