転生したらバーバリアンだった
バーバリアンロード(3)|詳細完全版あらすじ
1. 新チームの構想
仲間を失い、チーム「ミスフィッツ」が解散した今。
ビョルンとミーシャは二人だけ。次なる課題は新チームの結成でした。
ビョルンが最初に考えた基本編成は――
- タンク(ビョルン)
- 近接アタッカー(ミーシャ・氷属性剣士)
- 回復役:プリースト
- 後衛火力:メイジ
- 索敵&補助:アーチャー/スカウト
いわば、ゲーム『Dungeon and Stone』で王道とされる構成です。
しかし現実は甘くありませんでした。
プリースト候補は排除
大神殿のクロヴィッツに「神殿所属の僧侶を紹介してくれ」と頼むも即却下。
条件が厳しくなり、5級以上3人+神殿での実績が必要とのこと。
ビョルンは諦めます。
「安定性は上がるが、火力が落ちる」という理由もあり、チーム方針は攻撃型寄りに傾いていきました。
2. 5級弓使いアヴマンとの再会
夜、ビョルンは酒場を訪れます。
そこで再会したのは、以前「熊男」と呼んでいた屈強な弓使い アヴマン・ウリクフリト でした。
- 現在は妻の経営する酒場で皿を持ち、エプロン姿。
- 「忙しいんだ」と言いつつ店内は閑散。
- 明らかに尻に敷かれている様子。
一見頼りなさそうですが、アヴマンは即答します。
アヴマン:「わかった、俺もお前のチームに入ろう。」
アヴマンの能力
- 5級探索者
- タンク召喚スキルを持つ弓使い
- さらに驚くべきは――“ガイド”の素質があるという。
ただし問題が一つ。
「方向音痴」でポータルに辿り着けず、1階層で19時間迷子になった過去があるのです。
ビョルン:「ガイドなのに……方向音痴?」
アヴマン:「お、おかしいよな……? でもそうなんだ。」
結局、ビョルンは「ガイド役は不安だが、能力的には十分」と判断し、正式に加入を認めます。
3. アヴマンの妻の“裏事情”
話がまとまった直後、アヴマンの妻(店の女将)が登場。
最初は「遊んでないで働け!」と雷を落としますが、ビョルンの顔を見て態度一変。
妻:「“リトル・バルカン”のビョルンさんですね? よかったわ、これで安心です。」
しかし彼女の一言で驚愕の事実が判明。
- アヴマンは「ずっとソロ探索だ」と妻に嘘をついていた
- 実際には半年以上、仲間と潜っていた
つまり彼は妻に隠れて探索を続けていたのです。
ビョルンは心の中で「頼れる熊男」の幻想が崩れていくのを感じます。
4. エルウィンとのやり取り
宿に戻ると、待っていたのは エルウィン。
以前から探索者を目指して訓練中の少女です。
彼女は涙ぐみながら謝罪します。
エルウィン:「ごめんなさい! 仲間を亡くしたこと、知らなかったの……。」
事情を聞けば、元仲間のドワーフが悪気なく話してしまったとのこと。
ただ幸い、神託やドラゴンスレイヤーの件は漏れていませんでした。
ここでビョルンは彼女に提案します。
ビョルン:「新しいチームを作る。……お前も入らないか?」
しかし答えは「保留」。
- まだ姉から学ぶべきことが多い
- 今は修行の時期
- 6ヶ月後には必ず合流する、と約束
ビョルンは「それはそれで成長のために正しい」と納得します。
エルウィンの未来への決意に、かつての幼さはなくなっていました。
5. 聖域(サンクチュアリ)での邂逅
翌朝。
ビョルンは精霊刻印(スピリットエングレービング)第6段階の強化のため、バーバリアンの聖域へ。
森を進むと、訓練場のような広場に到着。
そこで見たのは――懐かしい顔。
カロン(タルソンの息子)
かつての“新人バーバリアン”。
以前は頼りなさげだった彼が、今や堂々と若者たちを指導していました。
カロン:「人間は?」
若者たち:「敵だ!!」
カロン:「我らの心は?」
若者たち:「守るべし!!」
カロン:「ビョルン・ヤンデルは?」
若者たち:「偉大なる戦士だぁぁぁ!!」
その姿は狂気的で、もはや宗教的な熱気を帯びていました。
さらに、彼と仲間は大量の人間のバックパックを背負い、「これはロバート、これはジョン……」と名前を付けて誇らしげに語ります。
ビョルンは思わず心の中で呟きます。
ビョルン:「……俺は、一体何を生み出してしまったんだ?」
6. 151話の重要ポイント
項目 | 詳細 |
---|---|
チーム構成案 | バランス型を想定するも、プリーストは断念 |
アヴマン加入 | 5級弓使い+タンク召喚、だが方向音痴の“ガイド” |
妻バレ事件 | 実はソロではなく仲間持ち → 嘘が露見 |
エルウィンの決意 | 今は不参加、半年後に合流を約束 |
聖域での衝撃 | カロンが指導者に成長、子供達に“ビョルン崇拝”を教え込む |
ビョルンの内心 | 「英雄扱い」されることへの戸惑いと責任感 |
7. 今後の展開予想
151話は「新チーム編成」の序章でありながら、
ビョルンが部族の象徴化=信仰の対象へ変わりつつある危険性も示しました。
- アヴマン加入で戦力アップ
- エルウィンは将来的に再合流
- カロンと部族の狂信的教育は今後の大きな火種に
- 神託の秘密がいつ漏れるかが最大の懸念
ここから物語は、**「新チーム始動」×「バーバリアン社会での立場変化」**の二軸で進展していくでしょう。