ARCC株が以下のように2021年12月3日(金)より買付停止になってから2年と少しが経過しているが、私はARCC株を売らずに持ち続けてきた。
株数は645株で評価額としては200万円くらいであまり大したことはないが、入ってくる配当金としては私が保有する株の中で2番目に大きい。2021年12月から購入できなくなって、現在2024年2月までにほかにいろいろ株を購入してきたのにもかかわらずである。
ARCCの配当金の履歴は以下の公式サイトから確認できる。
公式サイトから年ごとの配当金を見ると以下のようになっている。
年 | 配当金[ドル] | 前年比 |
---|---|---|
2004 | 0.2939 | – |
2005 | 1.2736 | 333.3% |
2006 | 1.2154 | -4.6% |
2007 | 1.6348 | 34.5% |
2008 | 1.6544 | 1.2% |
2009 | 1.4477 | -12.5% |
2010 | 1.3788 | -4.8% |
2011 | 1.3886 | 0.7% |
2012 | 1.5794 | 13.7% |
2013 | 1.5563 | -1.5% |
2014 | 1.5638 | 0.5% |
2015 | 1.5683 | 0.3% |
2016 | 1.5184 | -3.2% |
2017 | 1.5184 | 0.0% |
2018 | 1.5384 | 1.3% |
2019 | 1.68 | 9.2% |
2020 | 1.6 | -4.8% |
2021 | 1.62 | 1.3% |
2022 | 1.87 | 15.4% |
2023 | 1.92 | 2.7% |
2024 | 0.48 | – |
2024年はまだ第一四半期が確定しただけに過ぎないので、単純に四倍すれば2023年と同等の配当金が入ってくることが予想されるが、これを見ると一貫して右肩上がりというわけではないことがわかる。
ただ、2022,2023年はアメリカでの物価高のおかげか配当金が少し上がっているが、これのおかげで株を購入していないのにもかかわらず、高い配当金だったのだろう。
もう楽天証券で購入できないので、これを複利で回すことはできないが、ほかの株を購入する資金に回すことはできるので、現在はそのように運用している。
今後も特に売るつもりはないが、このまま現状維持を続けてほしいものである。
ちなみに私がARCCから今までにもらった配当金は以下の通り。合計で3656.59ドル。
年 | 配当金[ドル] | 前年比 |
---|---|---|
2020 | 145.3 | – |
2021 | 802.29 | 452.2% |
2022 | 1141.65 | 42.3% |
2023 | 1257.75 | 10.2% |
2024 | 309.6 | – |
2022年から購入できていないが配当金は右肩上がりだ。2024年もおそらく2023年と同程度になると予想されるがどうなるだろうか。
購入価格は平均で17.2888ドルで2024年2月10日現在の価格は20.07ドル、また合計で3656.59ドルの配当金をもらっているので、ここからの現在のリターンを出すと
(20.07-17.2888)*645+3656.59=5450.464ドル
になる。
購入金額は全部で645*17.2888=11151.276ドルなので、約49%ものリターンを出していることになるが、3~4年で出していることを考えると年率10%以上といったところか。ARCCを保有し続けて良かった。
またほかの株を購入して複利がきいていることをここでは考慮していないので、それも含めるともう少し高くなるだろう。
これからも持ち続けられるだけ持ち続けよう。
以上、ほぼ個人的なまとめになってしまったが参考になれば幸いだ。