ガソリン代は気にしないのに、かつ丼の500円を気にする問題

Japanese Pork Katsu Don Deep Fried  - cegoh / Pixabay その他
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突然だが、私はハイオク車に乗っている。

そして私は貧乏性である。

パワーのある車が好きだから、多少節約度外視でハイオク車に乗っている。

そんな中、友人と話している最中に以下のようなことを言われた。

「ハイオク車乗ってるやつがかつ丼の大盛り+100円気にしてんじゃねーよ」

言われたときにハッとしたのだが、確かにそうなのかもとは思った。(まあ、人間なんてすべての行動原理が一致していなくて当然だと思っているのだが)

ただ、ハイオクとレギュラーってそんなに値段大した差がないと思っているのも事実。そこで実際どの程度気にするべきなのか考えたことがなかったので考えてみたいと思う。

私の住んでいる地域は車が必須で、何かしらの車はなくてはならない。よってガソリン代はどの道かかってしまう。(切り詰めれば車が無くても生活できるだろうが、人生の楽しみがなくなってしまうので、それはできない。車がない人もいるが、正直つまらなそうに見えてしまう。)

以下の条件で検討したいと思う。

レギュラー:165円/リットル

ハイオク:175円/リットル

年間走行距離:10000キロ

レギュラー車の燃費:20km/リットル

ハイオク車の燃費:10km/リットル

かつ丼:500円 (大盛り600円)

まずレギュラー車とハイオク車の1年間のガソリン代だが、計算すると以下のようになる。

レギュラー車:10000÷20×165=82500円

ハイオク車:10000÷10×175=175000円

その差額は92500円だが思ったよりも差が出たな。

その92500円を大盛り+100円で割ると、925回は大盛りのかつ丼が食べられる。毎日1回食べるとして925日、約2.5年は毎日大盛りのかつ丼を食べて、ようやくレギュラー車とハイオク車の差額が埋まる計算になる。

これだと 「ハイオク車乗ってるやつがかつ丼の大盛り+100円気にしてんじゃねーよ」 という理屈は成り立っている。

ハイオク車の燃費を勝手にレギュラー車の半分に見積もったが、例えばどちらも同じ15km/リットルと見積もった場合はどうだろう。(価格の差分による影響を見るため)

レギュラー車:10000÷15×165=110000円

ハイオク車:10000÷15×175=116667円

その差額は6667円まで小さくなる。

その6667円を大盛り+100円で割ると、67回は大盛りのかつ丼が食べられる。毎日1回食べるとして67日、約2か月は毎日大盛りのかつ丼を食べて、ようやくレギュラー車とハイオク車の差額が埋まる計算になる。

まあ、単純に6667円という金額を社会人から見ると、1日の労働で得られるお金であろうから、1年のうち、1日はハイオク車に乗るために働いていると考えると、これは小さなことに見えるのではないかと思う。

ただ、かつ丼大盛りを67日食べてもいいよと言われると、これは大きなことに見えるのではないかと思う。

まあ、こういう見方一つで印象が変わってしまうのもあるので、友人には大きなことに見えたから、先ほどの「ハイオク車乗ってるやつがかつ丼の大盛り+100円気にしてんじゃねーよ」という言葉が出たのかもしれない。

また、ガソリン代の差額を見ると、ハイオクとかレギュラーのガソリン価格にはほぼ依存せず、ほぼ燃費が支配的になっていることがわかる。ハイオク車の燃費が悪そうな印象から出た言葉なのかもしれないが正しくは以下のようになるだろう。

ハイオク燃費悪い車乗ってるやつがかつ丼の大盛り+100円気にしてんじゃねーよ」

私が乗っている車の燃費は10km/リットルしか走らないので、こういわれたら正しいだろう。

ただ、私はパワーのある車が好きなのでしょうがないことでもあるな。楽しみは削らずにFIREしたい。。。

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