バーバリアンとして生き残る – 第140話「覚醒(3)」要約・考察【完全版】
◆今回の要点
- ビョルン、オーガ聖水スキル《スイング》初発動
- レガル・ヴァゴス(竜殺し)の未知スキル「ダークヴェール」を破壊
- 作戦A → 遠距離・近接連携で優勢を取る
- しかしレガル、竜族固有の禁呪「竜語魔法」を解放
- ビョルンに「魂疲弊」状態異常 → 戦力大幅低下
- 逆転される中、魔術師ドゥワルキーが切り札となる
◆開幕 ― 《スイング》発動、先手を取る
ビョルンはオーガ聖水の赤スキル、《スイング》を解放します。
《スイング》効果
- 発動時、鈍器攻撃力を筋力依存で大幅強化
- 魔力消費も演出もなし → 見た目は地味だが、威力はレベル3最高峰
ゴオォォン!
メイスが空を裂き、レガルは防御スキル《ダークヴェール》を展開。
しかし――
ズガァァンッ!
黒い障壁が一撃で粉砕。
『高位第4等級スキルすら粉砕する威力か……!』
レガルの顔が一瞬だけ強張ります。
ビョルンの渾身の一撃は肩口を捉え、レガルは後退。
しかし彼はすぐに立て直し、亜空間ポケットから回復薬を取り出そうとします。
◆作戦B開始 ― チーム連携で削る
「ドゥワルキー、《ヴォイスコントロール》!」
ビョルンの号令で布陣を変更。
役割分担は以下の通り:
メンバー | 役割 | 詳細 |
---|---|---|
ビョルン | 前衛盾&挑発 | レガルの注意を引き続ける |
ヒクロド | 中距離支援 | 電撃魔法+《守護者の腕輪》で仲間を守る |
ミーシャ | 機動アタッカー | ビョルンの死角から奇襲攻撃 |
ロトミラー | 遠隔索敵&回復補助 | クロスボウ+ポーション供給 |
ドゥワルキー | 魔法火力 | 《スロー》《ブリザード》《氷槍》連射 |
◆ドゥワルキーの《スロー》成功
「リオル・ウォブ・ドゥワルキー、《スロー》!」
9等級呪詛魔法が発動し、レガルの動きを低下させることに成功。
ただしレガルは即座に反撃、5等級スキル**《高速加速》+《残像》**を解放。
シュバッ!
残像を残す速度で跳躍。
それでも動きは鈍り、削り合いの土俵に持ち込めた。
◆ビョルン vs レガル ― 肉体極限戦
- ビョルン:物理防御最強級(オーガ聖水+鉄の外皮)
- レガル:機動力最強級(加速+アクロ剣)
ビョルンは意図的に攻撃を受けながら前衛を維持。
『吸血鬼聖水が消えた以上、自己再生は封じられた……だが痛みに慣れてる俺なら耐えられる』
代わりにロトミラーが《回復薬》を逐次投げ渡し、ヒクロドが電撃で牽制。
この間、ミーシャが奇襲→ヒットアンドアウェイを繰り返し、レガルの体力を確実に削っていく。
◆ガーディアン発動 ― 恐怖封じ
レガルは状況を打破するため、4等級聖水スキル**《恐怖刻印》**を解放。
- 効果:敵全体に強制的な恐怖状態を付与
- 恐怖量に応じてレガル自身の身体能力上昇
しかし――
ヒクロド《守護者の腕輪》発動!
→ 恐怖無効+状態異常耐性を全員に付与
チーム全員が冷静さを取り戻し、形勢は逆転しかける。
◆30分の死闘、そして「一撃必殺」へ
徐々に削り、レガルはポーション連打で消耗中。
ここでビョルンは勝機を見出します。
『これで全スキルを吐かせた……今だ!』
**ギガンティフィケーション(巨体化)**発動。
全身の筋肉が膨れ上がり、腕の長さも1.5倍へ。
ビョルンはレガルの首を掴み、渾身の《スイング》を放つ――。
◆竜語魔法「魂の沈黙」発動
その瞬間、レガルが口を開いた。
「ナ・ウンデジュ・アンジョ」
――耳を劈く響き。
次の瞬間、ビョルンの巨体化が解除される。
《魂疲弊(ソウルエグゾースション)》発動
- 効果:魂力ゼロ
- 全能力70%低下
- 聖水スキル使用不可
- 発動者:竜族固有魔法《竜語・魂の沈黙》
『竜の呪いで竜語封印されてたはずじゃなかったのかよ……!?』
レガルは隠し玉をここで切ってきた。
◆ビョルン、瀕死の窮地へ
- 《ギガンティフィケーション》解除
- 《ワイルドリリース》無効
- 体重武器が急激に重くなり、攻撃速度激減
- さらに全ステ70%低下で、ほぼ戦闘不能状態
「これでお前は終わりだ、バーバリアン。」
ミーシャが助けに入るが、レガルは容易に蹴り飛ばす。
ロトミラーのクロスボウも片手で斬り落とされ、形勢は完全に逆転。
◆一筋の希望 ― 魔術師ドゥワルキー
絶望の中、ドゥワルキーが再び詠唱。
「リオル・ウォブ・ドゥワルキー、《氷槍(アイススピア)》!」
- 8等級攻撃魔法
- 2連射+《弾道制御》付与
レガルは一本を辛うじて剣で弾き、もう一本を回避。
しかしこの挙動は明らかに鈍っている。
『レガルも限界が近い……!』
そしてここでビョルンは悟る。
「魔術師は魂力を使わない」
つまり――
レガルは竜語魔法でビョルンを封じたが、ドゥワルキーは影響を受けていない。
『なら、俺が盾になり続けるしかない……!』
◆今回の戦況まとめ
項目 | ビョルン | レガル・ヴァゴス |
---|---|---|
筋力 | 210(-70%で実質63) | 200 |
敏捷 | 60 | 180 |
耐久 | 240 | 160 |
聖水スキル | オーガ《スイング》《鉄の外皮》 | ダークヴェール・溶鉱炉・恐怖刻印・竜語魔法 |
状態 | 魂疲弊中 | ダメージ蓄積大 |
有効カード | ドゥワルキーの魔法 | 竜語・近接戦闘力 |
→ 現状 完全不利。
残された勝機は 魔術師ドゥワルキーの火力で押し切ること。
◆次回(141話)への引き
- ビョルン、魂疲弊状態で時間稼ぎに徹する
- ドゥワルキーの大技連打で一発逆転なるか
- レガルの残り未知スキルの正体が明らかに?