私は高配当株投資をしているが、中でも中核にしているのがSPYDのほかにVYMとHDVがある。
SPYDについては先日以下の記事で書いたとおり。
VYM,HDVは高配当ETFとしてよく紹介されていたので、これもよくわかっていないが、私も投資し始め、現在も続けている。
前回SPYDは大幅に下がってしまったが、VYMとHDVはどうなのか気になったので、私が受け取っている配当金について確認してみた。
VYMとHDVの株数と配当金の推移は以下の通り。
株数は順調に増やしていて、それに伴って配当金もおおむね増えているように見える。
1株当たりの配当金の推移を確認すると以下の通り。
どちらもおおむね横ばいで、今回2021年12月の1株当たりの配当金がひときわ大きくなっていることがわかる。
平均をとると以下の通り。
■VYM
2020年(3,6,9,12月):0.726525ドル/株
2021年(3,6,9,12月):0.774025ドル/株
■HDV
2020年(4,6,10,12月):0.8919675ドル/株
2021年(4,6,10,12月):0.877005ドル/株
VYMは上がっているが、HDVは若干下がっている。ほぼ同じとみてよいだろうか。
ちなみに株価の推移はどうだろう。
■VYM
2020/12/29の株価は90.61ドル、2021/12/26の株価は110.46ドルでこの二つを比較すると21.9%の上昇となっている。
■HDV
2020/12/29の株価は87.14ドル、2021/12/26の株価は99.79ドルでこの二つを比較すると14.5%の上昇となっている。
ちなみに二つを比較すると以下の通り。
パフォーマンスはVYMのほうがよさそうな感じだ。
その年度の終値で見た配当利回りは以下の通り。
■VYM
2020年:配当利回り3.21% (0.726525×4/90.61)
2021年:配当利回り2.80% (0.774025×4/110.46)
■HDV
2020年:配当利回り4.09% (0.8919675×4/87.14)
2021年:配当利回り3.52% (0.877005×4/99.79)
その年度の一株当たりの配当金を終値から見ると、2021年の配当利回りは2020年と比較すると悪化している。
VYM,HDVの人気が出てきたために株価が上がって利回りが下がったのかもしれないが、これは少し残念な感じ。だが、これは株価が上がっていることの裏返しでもあるのでしょうがないことではあるのか。
株価が上がったからと言って配当金が上がるわけでもないしな。
こうしてみると配当利回りはせいぜい1%ほどしかHDVは勝っていないので、値上がりも含めたトータルのパフォーマンスはVYMのほうが良い。
VYMとHDVの価格は上昇してきているが、それに伴って1株当たりの配当金が増えているわけではないので、利回りは下がってきた感じだ。
しかし、2021年12月のは1株当たりの配当金は急上昇しているため、今後配当利回りは少し上がりそうな気もする。
こちらもSPYD同様淡々と積み上げていくしかないかなと思われる。
こちらも1円でも利益が出ていれば、勝ちなわけなので、あまり気にせずやってみたいと思う。
今度SPYDと比較して、どれがいいかまとめてみてもいいのかもしれない。