『転生したらバーバリアンになった』小説版・第513話ロングあらすじ【初心者向け・保存版】

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Surviving the Game as a Barbarian | Chapter: 513 | MVLEMPYR
Three bodies hung from the tree. "Erwen, cut them down." We lowered the bodies and examined them. "The wounds are clean....

【徹底解説】知性ある原住民と寄生型魔物ナナリ|『転生したらバーバリアンだった』第513話あらすじ&考察

第513話「原住民(1)」では、銀獅子団員の遺体を起点に、島に潜む存在の異質さが明らかになっていく。

三人の遺体に残されていたのは、魔物の爪や牙ではなく、剣による整った傷だった。

さらに、遺体は侵入者から見えるように木へ吊るされている。

人間同士の争いなのか。

武器を使う知的な魔物の仕業なのか。

それとも、精神を侵された探索者が仲間を殺したのか。

ビョルンは一つの可能性へ決めつけず、まず仲間たちを精神異常から守る対策を取る。

その後に遭遇したのは、巨大樹木を外殻として操る寄生型の新種魔物だった。

召喚、遠距離攻撃、精神干渉を組み合わせながら、本体を小動物の姿で隠す異質な構築。

さらに島の奥には、家を建て、言語を使い、家族や子どもと暮らす「原住民」の村が存在することも判明する。

彼らは討伐すべき魔物なのか。

それとも、侵入してきた探索者から自分たちの土地を守る知的種族なのか。

墓場の探索は、単純に魔物を倒すだけでは解決できない段階へ入り始める。

銀獅子団員は剣で殺された

木から降ろされた銀獅子団員三人の遺体を、ベルシルとアメリアが詳しく調べる。

傷口は鋭く、切断面も整っていた。

爪や牙によって引き裂かれた傷ではなく、一定の長さを持つ刃物で斬られた可能性が高い。

アメリアは傷の深さや角度から、使われた武器の大きさまで推測した。

最も単純な可能性は、人間同士の争いである。

銀獅子団内部で戦利品や指揮権を巡る対立が起きたのかもしれない。

裏切り者を処刑し、仲間への見せしめとして吊るした可能性もある。

アウエンは、剣を使う魔物の仕業ではないかと尋ねた。

実際、人型魔物や過去の戦士を模倣した魔物なら、武器を使うこともある。

しかし、ベルシルは遺体の扱いに違和感を示した。

魔物が人間を襲うのは珍しくない。

捕食、縄張りの防衛、能力の材料といった目的もある。

だが、殺した三人を運び、蔓で木へ吊るし、侵入者から見えるように並べる必要はない。

そこには実用性ではなく、警告や見せしめといった意図が感じられた。

ビョルンが警戒した精神汚染

状況だけを見れば、人間や知的存在による犯行に思える。

それでもビョルンは断定しなかった。

ここには、既存魔物の技能を混ぜ合わせた新種が生息している。

人間の行動を模倣する魔物や、探索者を操って仲間同士で殺し合わせる存在がいても不思議ではない。

「精神汚染かもしれない」

精神攻撃の危険は、本人が異常に気づけないことにある。

仲間を敵だと思う。

危険な場所を安全だと判断する。

意味のない行動を正しいと信じる。

もし隊長が汚染されれば、誤った命令で仲間全員を危険へ導く可能性もある。

ビョルンは、自分たちがすでに影響を受けている場合まで考えた。

そこでベルシルへ、《平静》を常時維持するよう指示する。

より強力な《魂の障壁》も存在するが、長時間使い続ければ魔力消費が大きい。

島の広さも、次に戦闘が起きる時期も分からない。

《平静》なら完全防御はできなくても、軽度の魅了や感情の乱れを抑えながら長く維持できる。

最も強い魔法を使うのではなく、必要な防御を確保しつつ、次の戦闘へ魔力を残す。

長期探索では、この資源管理が生存率を左右する。

遺体は侵入者への警告か

ビョルンは仲間たちへ、遺体を見た第一印象を尋ねた。

ミーシャは、倒した獲物を見せびらかす戦利品の展示に見えたと答える。

一方、アメリアは侵入者へ向けた警告だと考えた。

三人は、狭い裂け目を抜けて島内部へ入った探索者が、最初に発見しやすい位置へ吊るされている。

「これ以上進むな」

「先へ来れば同じ目に遭う」

そのような意図を、死体そのもので伝えているように見える。

ビョルンも警告説に近い印象を抱いていた。

ただし、その場で推測を続けても新しい情報は増えない。

知りたければ、さらに島を探索して証拠を集めるしかなかった。

巨大樹木が動き出す

探索を再開した一行の前で、周囲の木々に紛れていた一本の巨木が突然動き始めた。

根が地面を持ち上げ、蔓が鞭のように振るわれる。

ビョルンが盾で受けると、通常攻撃の威力は五級魔物程度だった。

しかし、ビョルンは弱いと判断しない。

召喚型や魔法型の魔物は、身体能力が低くても特殊技能によって上位等級へ分類されるからだ。

やがて枝先から、光る種が次々と落下した。

種は地面へ触れる前から急速に成長し、五級植物型魔物シードリアへ変化する。

召喚数は七体。

ビョルンが正面を止め、アイナルとミーシャが左右へ展開する。

エルウィンは密林の狭い射線を利用し、後衛へ抜けようとする個体を正確に射抜いた。

五級魔物を七体同時に呼び出せるだけでも、一般的な探索隊には十分な脅威となる。

《魔力弾幕》と《魅惑の粉》

シードリアとの乱戦中、巨木は無数の魔力弾を降らせた。

四級魔物パルププラが持つ《魔力弾幕》である。

高所から斜めに放たれるため、正面の盾だけですべてを防ぐことはできない。

ビョルンは回避が難しい軌道だけを盾と身体で遮り、避けられる攻撃は仲間自身に任せた。

壁役がすべてを受け続ければ、長期戦へ耐えられなくなる。

続いて黄色い粉が周囲へ広がる。

精神へ作用する《魅惑の粉》だった。

銀獅子団員の遺体を見た段階で《平静》を維持していたため、仲間たちの判断は乱れない。

精神汚染を想定した原因と、この魔物が同じ存在であるとは限らない。

それでも未知の危険へ事前に備えた判断が、戦闘中の隊列崩壊を防いだ。

七体の召喚。

遠距離からの弾幕。

精神干渉。

基本攻撃は五級程度でも、総合的な危険度は四級相当だった。

巨木の中にいた本体

能力確認を終えたビョルンは巨木へ踏み込み、ハンマーで幹を真っ二つにした。

しかし、巨木は光の粒子へ変わらない。

通常の魔物なら、討伐された時点で消滅し、魔石や聖水を残すはずである。

再生能力か。

死亡偽装か。

本体が別の場所にいるのか。

警戒するビョルンの前で、割れた幹の内部からリスに似た小動物が飛び出した。

巨大樹木は本体ではない。

小動物が内部へ寄生し、樹木を外殻や戦闘用の身体として操っていたのである。

「そいつが本体だ! 逃がすな!」

エルウィンが《火炎矢》を放ち、逃走する本体を爆発ごと仕留めた。

そこで初めて討伐が成立し、魔石と聖水が残される。

ビョルンの番号付き技能《初心者幸運》が発動し、新種の初戦で聖水を確保することに成功した。

寄生型聖水の可能性

戦闘中に確認できたのは、《成長する種》《魔力弾幕》《魅惑の粉》の三つだった。

どれも使い道はあるが、上級探索者が貴重な聖水枠を使うほど強力とは言い切れない。

しかし、ビョルンは価値を即断しなかった。

最も重要なのは、巨大樹木を操作していた寄生能力だからだ。

本体と戦闘用の身体を分離できるなら、宿主を外殻として使い、本体への危険を抑えられる。

外殻が破壊されても、本体だけ逃走して別の宿主へ移れる可能性もある。

召喚型と組み合わせれば、自分が生み出した植物や魔物へ寄生して強化できるかもしれない。

小動物や植物へ寄生できるなら、偵察や潜入にも利用できる。

一方、宿主を失った本体は極端に弱い。

今回の個体も、巨木の中では四級相当だったが、外へ出た瞬間にエルウィンの一撃で倒された。

寄生先がない場所では能力を使えず、森林以外では大きく弱体化する可能性もある。

表面上の技能だけでなく、隠された常時効果と制約を確認するまで、本当の価値は判断できない。

新種をナナリと命名

アメリアは、新種へ「ナナリ」という名前を提案した。

銀獅子団が先に同じ魔物を発見し、すでに正式名称を登録している可能性はある。

それでも、記録保管所で確認するまでは呼び名が必要だった。

ベルシルは、シードリアとパルププラの能力を持つことから「シードプラ」を提案するが、ビョルンは即座に却下する。

「ナナリだ。正式名を確認するまでは、そう呼ぶ」

新種の命名は、単なる愛称ではない。

最初の発見者とともに世界の記録へ残され、その後も探索者や研究者が使う分類名になる可能性がある。

この会話の中で、普段は仲間との距離を取っていたミーシャが、自然にアメリアの意見へ加わった。

ビョルンはその変化に気づいたが、あえて指摘しない。

大げさに扱えば、ミーシャが再び身を引くかもしれない。

本人が戻りたい速度で会話へ戻れる環境を保つことも、隊長の役割だった。

密林に散らばる肉と骨

ナナリを倒した一行が密林を進むと、足元に柔らかなものが散らばっていることへ気づく。

草をかき分けると、そこにあったのは肉片、割れた骨、眼球、皮膚の切れ端だった。

一体の魔物が捕食された跡ではない。

異なる大きさや色を持つ複数種の身体が、細かく切断されて混ぜ合わされたように見える。

通常の捕食痕なら、食べられる部分と残される部分に一定の傾向がある。

しかし、ここには生物を食料ではなく、部品や素材として扱った印象があった。

さらに、熱帯雨林に大量の肉があるにもかかわらず、強い腐敗臭がしない。

魔力で保存され、別の生命体へ組み込む素材として管理されている可能性もある。

記録保管所には既存魔物の情報が保存されていた。

記録の海には、複数魔物の技能を組み合わせた新種が現れる。

島内部には、複数種の肉体を混ぜたような残骸が散らばっている。

これらをつなげると、墓場全体が新種魔物を生み出す実験設備であるという仮説が浮かぶ。

既存魔物を記録する。

能力や肉体を組み替えて新種を生み出す。

探索者との戦闘で性能を試す。

発見された個体を再び記録する。

探索者は迷宮を攻略しているつもりで、実際には新種を評価する試験役として利用されているのかもしれない。

新種ダイヤモンドとの実戦

森の奥で、ヘクス団から情報を得ていた新種ダイヤモンドが現れた。

使用する技能は分かっている。

《治癒の霧》。

《死体毒》。

《地獄の炎》。

しかし、回復量や発動条件、射程、再使用間隔までは不明だった。

現在のビョルンたちなら、短時間で倒すこともできる。

そこで、あえて約四十分戦闘を続け、技能を検証する。

ビョルンが正面で注意を引きつけ、アイナルとミーシャは急所への最大攻撃を避けながら動きを制限する。

エルウィンは与える傷を調整し、《治癒の霧》が発動する条件を確認する。

ベルシルは魔力の流れを観察し、再使用までの時間を測った。

《治癒の霧》は一瞬で全快する技能ではないが、継続的に損傷を修復する。

火力が低い隊では、与えた傷を回復され続けることになる。

《地獄の炎》は地面へ残り、探索者の移動範囲を狭める。

単なる攻撃ではなく、戦場を分断する技能として使われていた。

《死体毒》は、ダイヤモンド自身が倒した相手だけでなく、森に散らばる肉片からも発動できた。

つまり、密林の環境そのものがダイヤモンドの構築を支えている。

開けた海岸で戦うより、死体と障害物が多い森林では大幅に危険度が上がる魔物だった。

聖水《不純》の構築価値

ダイヤモンドの聖水が持つ常時効果は《不純》。

吸収できる聖水の最大数を一つ減らす代わりに、すべての能動技能の威力を五十パーセント高める。

強化率だけを見れば破格である。

攻撃、回復、防御、移動など、能動的に発動する複数の技能を一度に強化できる可能性がある。

一方、聖水枠を一つ失う代償は非常に重い。

探索者は限られた枠の中で、攻撃、耐性、身体能力、移動、危機回避を組み合わせなければならない。

一枠が減れば、構築に致命的な弱点が残る可能性もある。

《不純》と相性がよいのは、必要な技能がすでに揃い、追加能力より既存技能の出力を求める完成間近の探索者である。

ミーシャのような瞬間火力型なら、技能威力の上昇が一撃で倒せる敵の範囲を広げる。

アメリアのように攻撃、移動、隠密など複数の能動技能を使う遊撃型にも候補となる。

反対に、受動技能中心の構築には恩恵が少ない。

ビョルンのように防御、攻撃、味方の保護、耐性まで幅広い役割を担う者も、将来の一枠を失う危険が大きい。

また、魔物にとって《不純》の欠点は小さい。

ダイヤモンドは最初から複数の能動技能を持つ完成状態で生まれており、今後新しい聖水を吸収する必要がない。

聖水枠を失う代償を受けず、五十パーセント強化という長所だけを利用できる。

墓場の新種は、探索者には重い欠点を持つ技能を、魔物側に有利な形で組み込んでいる可能性がある。

魔物に捕らえられていた四人

ダイヤモンドとの戦闘後、エルウィンが森を走る四人の人間を発見する。

四人はビョルンの姿を見ると、武器を捨てて助けを求めながら駆け寄ってきた。

しかし、ビョルンはその無防備さを好まなかった。

未知の森林で武器を捨て、見つけた相手を無条件に味方だと信じるのは危険すぎる。

四人が操られている可能性や、敵が背後から追っている可能性も残っている。

事情を尋ねると、彼らは島の魔物に襲われただけではなく、一定期間捕虜として拘束されていたと答えた。

逃走を防ぐ監視があり、隙を見て収容場所から脱出したという。

獲物を即座に殺さず、管理し、捕虜として扱う。

それは通常の魔物の巣では説明しにくい行動だった。

家族と子どもが暮らす魔物の村

四人が捕らえられていた場所には、魔物の「村」が存在した。

単に同じ種が集まる巣や群生地ではない。

材料を加工して建てられた家。

通路。

広場。

長期的に生活するための集落だった。

住人たちは、鳴き声ではなく複雑な言語を使っていた。

同行していた魔法使いは、それが古代語に似ていると考えていたという。

記録保管所の本も古代文字で書かれていた。

島の住人が古代文明の末裔、あるいは施設を管理するために作られた知的種族である可能性も浮かぶ。

さらに彼らには家族がいた。

大人だけでなく子どもが存在し、親子が同じ家で暮らしている。

「家があって、家族がいて、子どもまでいた」

家を建て、言葉を使い、家族単位で暮らし、共同体を維持しているのであれば、それは一つの社会である。

文化。

教育。

仕事。

規則。

村を守る戦士。

捕虜を管理する者。

探索者たちは、彼らを単なる魔物ではなく「原住民」と表現した。

探索者こそ侵入者なのか

原住民という考え方を採用すると、銀獅子団員の死も違って見える。

魔物が人間を残虐に殺したのではなく、島へ武装して侵入した者を処刑し、後続へ警告した可能性がある。

この島が原住民の故郷なら、新種、聖水、魔石、遺跡を求めて上陸した探索者の方が侵入者となる。

もちろん、探索者を殺害し、捕虜にする行為が正当化されるわけではない。

原住民が友好的な存在とも限らない。

知性と社会を持つからこそ、罠、交渉、役割分担、組織的な攻撃を使える。

通常の魔物より危険な敵になる可能性もある。

一方、村全体が同じ意思を持つとも限らない。

戦士。

一般住民。

子ども。

強硬派。

穏健派。

社会を持つ存在であれば、全員を一つの討伐対象として扱うことには問題がある。

彼らを魔物として倒すのか。

知的種族として交渉するのか。

墓場の探索には、戦闘力だけでなく、相手の立場と目的を見極める判断が必要になっている。

四人の証言は信用できるのか

捕らえられていた四人の証言も、無条件では信用できない。

長期間の恐怖と疲労によって、認識が乱れている可能性がある。

魔物の巣を村だと思い込んだのかもしれない。

鳴き声を言語だと誤認した可能性もある。

さらに、精神汚染を受けたまま逃げてきた危険も残る。

《平静》で現在の感情を安定させても、深く刻まれた暗示や記憶改変まで解除できるとは限らない。

原住民側が四人を意図的に逃がし、救援隊を村へ誘導する囮として使っている可能性もある。

ビョルンは彼らを保護しながらも、発言の矛盾を確認する必要がある。

別々に同じ質問をする。

逃走経路を地図へ記させる。

誰がどこで捕まったのかを確かめる。

知性ある相手を扱う場合、魔物以上に慎重な情報確認が必要になる。

まとめ

第513話では、銀獅子団員三人が剣によって殺された可能性が高いと判明した。

人間同士の争い。

知性ある魔物。

原住民による処刑。

精神汚染による殺し合い。

現時点では、犯人を一つに絞ることはできない。

ビョルンは精神異常を警戒し、《平静》を常時維持させる。

この判断は、直後に遭遇した新種ナナリの《魅惑の粉》を防ぐことにつながった。

ナナリは巨大樹木を外殻として操り、《成長する種》で七体のシードリアを召喚し、《魔力弾幕》と《魅惑の粉》を使用する寄生型魔物だった。

巨木を破壊しても討伐が成立しなかったことから、ビョルンは本体が別に存在すると見抜く。

内部から逃げた小動物をエルウィンが倒し、《初心者幸運》によって新種の聖水も獲得した。

ナナリの聖水は、表面上の技能だけでは高評価しにくい。

しかし、本体と戦闘用の身体を分ける寄生能力には、外殻、逃亡、召喚強化、偵察といった可能性が残されている。

密林には複数の魔物の肉と骨を混ぜたような残骸が散らばり、新種魔物を生み出す実験の廃棄物である可能性も示された。

新種ダイヤモンドとの戦闘では、《治癒の霧》《地獄の炎》《死体毒》の発動条件を検証する。

密林に散らばる肉片は《死体毒》の材料となり、環境そのものがダイヤモンドの構築を支えていた。

聖水《不純》は、吸収できる聖水の最大数を一つ減らす代わりに、すべての能動技能を五十パーセント強化する。

完成間近の能動技能型には強力だが、成長途中や受動技能中心の構築には向かない。

終盤では、島の魔物に捕らえられていた四人の探索者が発見された。

彼らの証言によれば、島には家を建て、高度な言語を使い、家族や子どもと暮らす魔物の村が存在する。

単なる魔物の巣ではない。

一つの社会を形成した原住民である。

銀獅子団員を殺したのは彼らなのか。

探索者を捕らえた目的は何なのか。

古代語と記録保管所には、どのような関係があるのか。

そして原住民を討伐対象として扱うのか、知的種族として交渉するのか。

墓場の探索は、人間と魔物の境界そのものを問い直す局面へ入った。

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