前回グラボのコスパについてうだうだ書いてみたが、もう少しビジュアルで見てみたいと思う。
前回はこちら
価格と速度については、また以下のサイトと価格.comを参考にした。
Stable Diffusion Benchmarks: 45 Nvidia, AMD, and Intel GPUs Compared
Which graphics card offers the fastest AI performance?
価格と速度をグラフにすると以下のようになる。(2023/4現在)
グラボ | 価格(万円) | 速度(xformerあり)(Iterations/sec) |
---|---|---|
RTX4090 | 26.4 | 28.923 |
RTX4080 | 18 | 23.504 |
RTX4070Ti | 12.5 | 20.397 |
RTX3090Ti | 24.7 | 19.238 |
RTX3090 | 18.6 | 17.789 |
RTX3080Ti | 13 | 17.429 |
RTX3080 12GB | 17 | 14.459 |
RTX3080 10GB | 10 | 14.101 |
RTX3070Ti | 8 | 11.637 |
RTX3070 | 7 | 10.937 |
RTX3060Ti | 5.8 | 9.146 |
RTX3060 12GB | 4.7 | 7.239 |
RTX3050 | 3.6 | 4.931 |
ここで青点線は1次関数での近似、赤点線は対数で近似した。
価格と性能は比例していくと考えたときには青点線の1次関数等の近似で見るのが良いかと思うが、性能は頭打ちすると思われるため、今回は対数で近似した赤点線も追加した。
こうしてみると、割と赤点線の近似のほうが近い気もする。
ここでの見方だが、近似した直線や曲線よりも上に来ていれば、コスパが良く、下に来ている場合はコスパが悪い。
赤点線も青点線も上回っているのはRTX4070Ti,RTX4080,RTX4090のみでRTX30シリーズはコスパが悪いことがわかる。
RTX4080もコスパが悪いとは言われていたが、こうしてみると割とコスパが良いことがわかる。
出せる金額によってRTX40シリーズのどれを購入するか決めるだけでよいのかもしれない。
以上