『転生したらバーバリアンになった』小説版・第31話ロングあらすじ【初心者向け・保存版】

転生したらバーバリアンだった

【ネタバレ&解説】『Bjorn Yandel the Barbarian』Episode 31|死肉の巨人コープスゴーレム撃破と“呪物”聖水

Surviving the Game as a Barbarian | Chapter: 31 | MVLEMPYR
The corpse golem's attack pattern is simple. Fire corpse bombs at distant enemies. Pull close and devour nearby enemies....

目次

  • コープスゴーレムの攻撃パターン
  • 炎の洗礼 ― レイヴンの魔法
  • 骨の巨人モードとバーバリアンの連携
  • 報酬:マナストーンと聖水ドロップ
  • コープスゴーレムの聖水能力
  • レイヴンとの交渉と本音
  • 次なる舞台 ― 悪魔の祭壇へ
  • まとめ

コープスゴーレムの攻撃パターン

出現した中ボス「コープスゴーレム」は、数百の死体をつなぎ合わせた異形。

攻撃方法は単純だが恐ろしい:

  • 死体爆弾(Corpse Bomb):遠距離に肉塊を投げ、酸をまき散らす
  • 捕食(Devour):無数の腕で近くの敵を絡め取り喰らう

「ビョルン!」
― アイナルの叫びを背に、彼は一人で囮となり爆撃を耐える。


炎の洗礼 ― レイヴンの魔法

3度目の爆撃を避けた瞬間、ようやくレイヴンが魔力を振り絞る。

「イヘルノ・ハインダー!」

炎の洗礼(Flame Baptism)がコープスゴーレムを焼き尽くし、外殻を剥ぎ取った。
ゲームで言えば、たいまつで何度も焼く作業を一発で終わらせた形だ。

「コープスゴーレムの外殻が無効化されました。」


骨の巨人モードとバーバリアンの連携

外殻を失ったゴーレムは、“骨の巨人”モードへ。
巨大さは縮んだものの、動きは敏捷になり攻撃は苛烈。

「アイナル!胸を狙え!」

二人は息を合わせ、何十度も肋骨を砕き、ついに内部の魔力コアを露出。
ビョルンのメイスがコアを粉砕し、巨体は光に溶けて消えた。

「コープスゴーレムを討伐しました。EXP +3」


報酬:マナストーンと聖水ドロップ

ドロップは2つ。

  • 拳大のマナストーン(さすがLv7モンスター)
  • 黒光りする“聖水”

「ビョルン、これって…?」
― アイナル
「ああ…聖水ドロップだ」

リフト内は聖水のドロップ率が格段に高く、ここでしか得られない希少品も多い。


コープスゴーレムの聖水能力

【Corpse Golem 聖水】の効果は以下:

  • 基本ステータス
    • 痛覚耐性 +70
    • 骨密度 +55
    • 毒耐性 +12
    • 筋力 +15
    • 食欲 +9
    • 体重 +21
    • 認知 -5(判断力・感覚鈍化のペナルティ)
  • 特殊能力
    • (P) 酸性体液:血が酸性化し、装備の耐久を激しく削る
    • (A) 肉体爆発:HPを代償に自己の肉片を爆破する

一見タンク向きだが、装備が腐食するデメリットが致命的。
ビョルンも「NPCに飲ませて処理するのが定石」と評している。


レイヴンとの交渉と本音

戦闘後、負傷したドワーフと吐血するレイヴンを救ったのはビョルンとアイナル。

「俺たちがいなければ全滅だった。…同意するな、ウィザード?」
「……同意するわ」 ― レイヴン

この発言を引き出したことで、次のリフトストーン分配で優位を取る布石を打つ。

さらにビョルンは切り札を出す。

「この聖水、もし欲しいなら…ガーディアンの聖水と交換してもいい」

レイヴンは研究欲に勝てず承諾。
希少なコープスゴーレムの聖水は、試験管に封じられ持ち帰られることに。


次なる舞台 ― 悪魔の祭壇へ

ダンジョンを抜けると、そこは地下に隠された宗教施設。

  • 人骨が散乱
  • 邪神を祀ったであろう彫像群
  • 空気そのものが不吉に淀む

「ビョルン…胸騒ぎがする」 ― アイナル

次は最終章「悪魔の祭壇(Demonic Shrine)」、リフトの核心部である。


まとめ

Episode 31では、

  • コープスゴーレム戦の決着
  • バーバリアン二人の成長と主導権掌握
  • レイヴンとの微妙な力関係の変化
  • 希少聖水獲得と研究者の欲望

ついに舞台はリフト最深部へ。
「血の城塞」最後の試練が待ち受ける。

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